Netflixの大ヒット法廷ドラマ『リンカーン弁護士』が、さらなるフランチャイズ拡大に向けて動き出した。関係筋が明かした情報によると、同作で主人公ミッキー・ハラーの異母妹アルテミシア・“エミ”・フィンチ役を演じるコビー・スマルダーズ(『ママと恋に落ちるまで』)を主演に迎えた、新たなスピンオフシリーズの開発が急速に進められているという。
-

『リンカーン弁護士』コンビが再タッグ!刑事ドラマに再挑戦
Netflixの人気ドラマ『リンカーン弁護士』の原作者とクリ …
コビー・スマルダーズが異母妹役を再演へ
脚本を手掛けるのは、本編で製作総指揮を務めるテッド・ハンフリー、デイリン・ロドリゲス、マシュー・J・リーバーマンの3名。制作はA+Eスタジオが担当する。
エミを中心としたスピンオフの噂は、Netflixが今年5月に『リンカーン弁護士』シーズン5での終了を発表する以前から囁かれていた。ハンフリー、ロドリゲス、リーバーマンの3人はコンセプトの洗練に時間を費やし、満を持してNetflixへ企画を提案。その評価は極めて高く、Netflixはその場でプロジェクトの買い取りを決め、迅速な制作進行に向けて脚本を発注したとされる。
撮影は本編同様、カリフォルニア州の税制優遇措置を受けることを前提にロサンゼルスで行う構想だ(『リンカーン弁護士』本編も申請したものの、最終的に優遇措置の対象にはならなかった経緯がある)。なお、正式な承認が出るには、主要関係者全員との契約妥結が条件になるとみられている。この件に関して、Netflixの担当者はコメントを拒否した。
劇中でのエミの役割とボッシュ不在を埋める存在
スマルダーズ演じるエミは、シーズン4の終盤で初登場し、続くシーズン5ではレギュラーキャストへの昇格が決定している。
最終章となるシーズン5では、ミッキーが存在すら知らなかった異母妹のエミが、冤罪で服役中の女性を救うべく助けを求めて現れたことで、彼の運命が大きく動き出す。ミッキーはこの依頼を引き受け、巨大な司法の暴走に立ち向かう決意を固めるのだった。
実はエミというキャラクターは、マイケル・コネリーによる原作小説には登場しないドラマオリジナルの存在だ。原作におけるミッキーの異母兄ハリー・ボッシュの権利をAmazonが保有しており、本作に登場させられないことから生じたストーリー上の欠落を補う役割を果たしている。Prime Videoで独自の冠シリーズを牽引してきたボッシュに対し、妹のエミがNetflixで独自のシリーズを手掛ける展開は、ファンにとっても非常に自然な流れと言えるだろう。
絶大な経済効果と圧巻の配信実績
『リンカーン弁護士』フランチャイズが持つ影響力は計り知れない。Netflixの試算によると、最初の4シーズンでカリフォルニア州経済に4億2,500万ドル以上の貢献をもたらし、4,300人以上のキャストやクルーを雇用。ロサンゼルス全域の50以上のロケーションで撮影が行われた。
配信パフォーマンスも圧倒的で、これまでに通算29週間にわたりNetflixグローバルTOP10にランクインし、2023年以降で累計1億7,100万回の再生回数を記録している。最新のシーズン4も、オープニング週末の再生回数が900万回を突破。シーズン3の初回実績(700万回)を大きく上回るスタートを切っており、シリーズとしての勢いは増すばかりだ。
主演のコビーは、大ヒットシットコム『ママと恋に落ちるまで』やMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のマリア・ヒル役で知られる人気女優で、最近ではApple TVの『シュリンキング:悩めるセラピスト』にも準レギュラー出演するなど活躍の場を広げている。人気キャラクターとしての地位を固めつつある彼女が率いる新シリーズの続報に、世界中から期待が集まっている。
『リンカーン弁護士』シーズン1~4はNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)








