『ER 緊急救命室』などで知られる女優でありミュージシャンのグロリア・ルーベンが、長年自身を悩ませてきた更年期障害と、その症状であるホットフラッシュとの闘い、そしてそこからの解放について力強いメッセージを発信している。
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「自分の体が他人のように思えた」激しいホットフラッシュの恐怖
幼少期にクラシックピアノを学び、10代でロックバンドのボーカルを務めたグロリア。20代前半でロサンゼルスへ移住し、ウエイトレスをしながら演技の勉強を重ねてチャンスを掴んだ。現在は数々のTVシリーズや映画に出演する傍ら、ジャズのライブパフォーマンスを行うなど精力的に活動している。常に音楽と表現活動を支えにしてきた彼女だが、ここ数年は更年期障害による深刻なホットフラッシュに悩まされていたという。
更年期障害による突然の激しい発汗やほてりは、グロリアの日常とキャリアに影を落とした。長時間のフライトや旅行には念入りな準備が必要となり、撮影現場での衣装合わせでも「カメラのオン・オフに関わらずホットフラッシュが起きるのではないか」と常に服の素材やレイヤーに気を揉む日々が続いた。
さらに深刻だったのは演技への影響だ。セット内で突如襲ってくる熱波により、共演者との繋がりが途切れ、自分の世界に閉じこもらざるを得なくなった。「自分の体が分からなくなり、まるで他人のように思えた。とても不安だった」とグロリアは振り返る。いつ症状が発作的に現れるか分からない恐怖は、昼夜を問わず彼女を苛んだ。
更年期はすべての女性が迎える自然な人生の節目だが、依然として誤解や偏見が多く、話題にしづらいテーマでもある。特に黒人やヒスパニック系の女性は、より頻繁で重度のホットフラッシュを経験しやすいとされる。グロリア自身も「知らず知らずのうちに、強い恥ずかしさや気まずさを抱え込んでいた」と語る。
医師との対話とホルモンフリー治療薬との出会い
激化する症状と睡眠不足に悩まされたグロリアは、CMをきっかけにホルモンフリーの更年期障害治療薬「VEOZAH」の存在を知る。主治医に相談し、リスクや効果について十分な説明を受けた上で服用を開始した。事前および定期的な肝臓機能の血液検査を経て治療を始めたところ、わずか1週間ほどで昼夜を問わずホットフラッシュの頻度が減少したという。「次にいつ発作が起きるかと怯える必要がなくなった。発作の予測に追われる代わりに、自分にとって最も大切な活動に集中できるようになった」とグロリアは語る。
体調が回復したことで、彼女は単なる症状の克服にとどまらず、人生の新しい章を前向きに捉え直すことができた。「心と体が再び繋がった感覚。これは単なる新しい章ではなく、人生の新しいステージの始まりと表現する。
「一人で抱え込まないで」すべての女性へ贈るエール
更年期をきっかけに自身のヘルスケアの強力な擁護者となったグロリア。近年では初の小説執筆や戯曲の執筆、TVや映画の撮影、ステージでの演奏など、これまで以上に精力的なクリエイティブ活動を続けている。
「女性はすべてを自分で解決し、耐えなければならないと思い込みがち。でも、助けを求めること、疑問を口にすること、そしてオープンにコミュニケーションを取ることが何より大切。それぞれの体験は異なるけれど、一人で苦しむ必要はない」
自身の体験をオープンにすることで、同じ悩みを抱える女性たちが主治医と対話し、自分に合った解決策を見つけるきっかけになってほしいとグロリアは願っている。
『ER 緊急救命室』シーズン1~15はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)






