15シーズンにわたる長期にわたり、世界中で熱狂的なファンを生み出した大ヒットドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』。その正史として位置づけられているコミックシリーズが、ついに完結を迎えることが明らかになった。そしてその最終回では、ファンが長年待ち望んでいた「新たなフィナーレ」が描かれるという。
以下、ドラマ版のネタバレがありますのでご注意ください。
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賛否を呼んだテレビシリーズの最終回
『スーパーナチュラル』は、サムとディーン・ウィンチェスター兄弟が全米各地で怪物や悪霊を狩る姿を描いた人気ドラマシリーズ。2005年から15シーズンにわたって放送され、多くの熱狂的なファンを獲得した。しかし、最終回「キャリー・オン 前へ進め」は、今も賛否両論のエピソードとして語られている。
最終話の一つ前となる「世界のゆくえ」では、長年続いたメインストーリーが事実上決着し、カスティエルの自己犠牲やディーンへの愛の告白など感動的な展開が描かれた。一方で最終回では、サムとディーンが再び原点とも言えるハンター生活へ戻る。ところが、ある吸血鬼退治の最中にディーンは致命傷を負い、サムに別れを告げて息を引き取る。その後、サムは家族を持って普通の人生を送り、人生を全うした後に天国でディーンやボビーと再会すると結末となった。
このエンディングに感動したファンも少なくなかったが、不満の声も多かった。その理由の一つは、15年間にわたり戦い続けたディーンの最期が、あまりにも呆気なく感じられたことだ。また、カスティエルの物語が十分に回収されなかったと感じたファンも多い。さらに、最終回がサムとディーンの物語を完全に終わらせてしまい、将来的な続編や新たな物語の可能性を閉ざしたように見えたことも批判の対象となった。
そんなファンの心を埋めるかのように、現在アメリカでは出版社ダイナマイトによる公式コミック版『スーパーナチュラル』が連載されている。本作はテレビシリーズのシーズン1とシーズン2の間の出来事を描いており、紛れもない正史の一部だ。
つまり、天使や神といった壮大な存在が介入する前の、兄弟が毎週泥臭くさまざまな怪物を追っていた初期のトーンへと回帰している点が大きな魅力となっている。現時点で7冊が刊行されているこのコミック版だが、8月26日に発売予定の第10号をもって完結することが発表された。あらすじによると、サムとディーンは最後の敵との戦いに挑むという。
未来へ繋ぐ“もう一つの結末”への期待
注目すべきなのは、このコミック版の最終回がテレビシリーズとは異なり、今後の物語への扉を開いたまま終わることを示唆している点だ。紹介文には「サムとディーンは最後の敵と対峙し、これから先に続く怪物退治の新たな道を切り開く」と記されている。
この表現からは、ウィンチェスター兄弟の冒険が今後も何らかの形で続く可能性が強く示唆されている。これがファンの求める“真の最終回”になるかは分からないが、サムとディーンの未来に希望を残す結末となる可能性は高そうだ。
『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』全シーズンは、U-NEXTとHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)


