アルフレッド・ヒッチコック監督のホラー映画『鳥』が、リミテッドシリーズ『The Birds(原題)』としてよみがえることが分かった。主演を務めるのは、『メディア王 ~華麗なる一族~』のシヴォーン・“シヴ”・ロイ役でエミー賞を受賞したセーラ・スヌーク。米Deadlineが伝えている。
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映像化は何度も頓挫。“三度目の正直”なるか?
『レベッカ』『裏窓』『サイコ』など数々のホラー映画を手掛けてきたヒッチコックによる1963年の映画『鳥』は、ある日、突然鳥たちに襲われるようになった人間の恐怖を描く。ティッピー・ヘドレンが主演し、ロッド・テイラーやジェシカ・タンディが共演していた。
そんな映画版を制作したUniversal Picturesの姉妹会社であるUniversal International Studiosが、Heyday Televisionとともにドラマ版を手掛ける。脚本を担当するのは、『死霊のはらわた リターンズ』のトム・スペジアリー。『ハリー・ポッター』シリーズの映画・ドラマ双方に関わるデヴィッド・ヘイマンがプロデューサーを担う。
ドラマ版は、脚本家スペジアリーの故郷であるアラスカ州を舞台(映画版の舞台はカリフォルニア州)に、現代的に再構築したものになるという。
巡回判事であるマイラ・マッセイは、推定死亡認定審理を行うため、故郷であるアラスカの孤立した町へ戻ってくる。当初は単なる未解決事件の事務的な処理になると考えていたが、彼女を待っていたのは銃弾を浴びた幼なじみの遺体だった。事件の謎を解くため、マイラは判事としての立場を超えて捜査に踏み込まざるを得なくなる。すると今度は、鳥による大規模な襲撃が発生し、自然そのものが人間に牙をむき始める…。
映画版とはかなり内容が異なるようだが、これはダフネ・デュ・モーリアによる原作小説に回帰した結果のようだ。Heyday Televisionの開発責任者であるスー・ギブスは、「私たちは原点に立ち返り、デュ・モーリアの短編小説を着想源として制作しています。核心にあるテーマは、“自然が牙を向いた時、人間に何が起こるのか”です。気候変動が問題となっている今、非常に時宜にかなったテーマだと思います」と語る。
『鳥』を再映像化しようとする動きはこれまで何度もあったが、1993年のテレビ映画『新・鳥』を除き、いずれも実現には至らず。一つは2007年に発表された長編映画で、主演にナオミ・ワッツ、監督にマーティン・キャンベルが起用される予定だった。そして2017年には、英BBCが原作と同じく第二次世界大戦後のコーンウォールを舞台に、『ポーラ 情事の代償』のコナー・マクファーソンが脚本を執筆する形でドラマ化するはずだった。
技術の進歩により人間を襲う鳥たちの表現の幅は広がりそうだが、今回の映像化は“三度目の正直”として実現するだろうか。
『鳥』はAmazon Prime Video(Amazon プライム・ビデオ)にて配信中。(海外ドラマNAVI)








