テレビ界のヒットメーカー、ライアン・マーフィーが手掛ける救命ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』がシーズン10へ、そして新たに誕生したテネシー州ナッシュビルを舞台にした『9-1-1: Nashville(原題)』がシーズン2へ更新されたことがわかった。
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数字が証明する『9-1-1』シリーズの圧倒的求心力
今回の更新を後押ししたのは、何よりもその圧倒的な視聴データだ。両作ともに、放送後7日間のマルチプラットフォーム視聴において「18歳から49歳」の重要デモ層でトップ10入りを果たす常連である。特にスピンオフの『Nashville』は、同デモ層において「全米No.1新作ドラマ」としての地位を盤石なものにしている。しかし、この決定に至るまでの道のりは、決して平坦なものではなかった。特に本家とスピンオフ、それぞれが抱える課題をクリアする必要があったのだ。
放送開始から9年が経過した『9-1-1:LA救命最前線』は、今なおABCで最も視聴される看板番組だ。しかし、その華々しい成功の裏には、莫大なコストという現実が控えている。ロサンゼルスでのロケ費用に加え、主演のアンジェラ・バセットをはじめとするスター俳優の出演料、そして視聴者の目を釘付けにする大規模な自然災害のスタントシーン。これらの予算膨張は、かつての放送局であったFOXから、制作元である20thテレビジョンの姉妹スタジオにあたるABCへと移籍した最大の要因でもあった。
この「予算問題」に対し、シリーズは昨シーズン、大きな決断を下している。メインキャストの一人であったピーター・クラウスの降板に伴い、主要経費の下方修正を断行。作品の質を維持しながらコストを適正化するという、長期シリーズ特有のハードルをクリアしたことが、シーズン10到達への決め手となった。
打ち切り危機の淵から這い上がった『Nashville』
一方、スピンオフの『9-1-1: Nashville(原題)』は、まさに「ローラーコースター」のような1年を経験した。華々しいデビューを飾ったものの、秋のフィナーレで番組史上最低の視聴率を記録。本家からの視聴者引き継ぎ率も5割強に留まり、冬の放送再開後も苦戦を強いられていた。
しかし、制作陣による大胆な内容のテコ入れが、シリーズの運命を劇的に変える。1月29日の放送回では、総視聴者数と重要デモ層の両方でシリーズ最高記録を更新。この驚異的なV字回復こそが、新シーズンへの切符を確実なものにしたのである。ABCと20th TVが、このユニバースの未来を託す人物がもう一人いる。シリーズのベテランであり、『Nashville』の共同クリエイター兼ショーランナーを務めるラシャド・ラサニだ。彼は最近、同スタジオとの包括契約を更新したばかりであり、その手腕は高く評価されている。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン1~8はDisney+(ディズニープラス)で配信中。『9-1-1: Nashville(原題)』の日本上陸は未定。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline




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