ニコラス・ケイジといえば、これまでに数々の奇抜なキャラクターを演じてきたことで知られる俳優だ。そんな彼が、米Paramount+で企画中のドラマシリーズで、俳優人生で最も奇妙な役に挑むことになりそうだ。米Screen Rantが報じている。
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世界中のファンを魅了する犯罪アンソロジーシリーズ『TRUE …
ニコラス・ケイジ、3000歳のウォッカ好きドラゴンに
その新プロジェクトとは、ファンタジー小説「Highfire(原題)」の実写ドラマ化だ。作家オーイン・コルファーによる原作は大人向けファンタジー小説で、HBOのアンソロジー犯罪捜査ドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シリーズと、DCコミック「スワンプシング」を掛け合わせたような世界観と評されている。ファンタジー、ネオ・ノワール、コメディ、スリラーといった要素が融合した作風で、一見ミスマッチにも思えるが、それが独特の魅力を生み出している。
「Highfire」は、ドラゴンが地球を支配していたが、人間によって滅ぼされたという架空の歴史を描いている。現代、ハイファイア卿という名のドラゴンのリーダーは、ルイジアナ州のバイユーに隠れ住む奇妙なドラゴン、ヴァーンと名乗るようになり、自分が最後のドラゴンだと信じている。
ヴァーンは人間の言葉を話し、二本足で歩いて衣服も着るという、すでに十分に風変わりなドラゴン。大量のウォッカを飲み、映画『フラッシュダンス』をこよなく愛し、リアリティ番組を見続けてジャズを好む。さらには、『ゲーム・オブ・スローンズ』を激しく嫌っているというユニークなキャラクター。年齢が3000歳にもなるヴァーンはスクイブという少年とタッグを組み、彼らを狙うギャングから逃走する展開になる。ニコラスはヴァーンの声を担当し、製作総指揮も務める予定だ。
ニコラスは、『月の輝く夜に』や『フェイス/オフ』、『レンフィールド』、『マッシブ・タレント』などで常軌を逸したキャラクターを演じてきたが、それらの役でさえ物語の中ではある程度の必然性を持っていた。しかし『Highfire』のヴァーンは、そもそも存在自体が常識外れであり、その「はみ出し者」ぶりこそ、ニコラスの演技スタイルと強烈にマッチしそうだ。
さらに、本企画は実写ドラマシリーズであるが、ニコラスはドラゴンの「声」を担当するため、彼の代名詞ともいえる大仰な表情や身体表現には頼れない。その制約のなかで、どれだけの狂気と魅力を声だけで表現できるのかが、最大の見どころになるだろう。
現時点でドラマ版「Highfire」の進捗状況は不明で、Paramount+での配信時期なども発表されていない。Paramount+(パラプラ)作品は日本ではPrime Video、J:COMストリーム、WOWOW、Leminoで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Screen Rant




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