『ファイア・カントリー』のスピンオフ『Sheriff Country（原題）』と『ブルーブラッド ～NYPD家族の絆～』のスピンオフ『Boston Blue（原題）』が、シーズン2へ更新されたことがわかった。米Deadlineが報じている。
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驚異的な数字を叩き出した2大スピンオフ
両シリーズは2025年10月17日のプレミア放送以来、放送後7日間の合計視聴者数において、毎週金曜日の夜の勝利を収め続けている。この突出した視聴率成績を鑑みれば、今回の早期更新は、CBSにとって当然の判断と言えるだろう。
『Boston Blue（原題）』は、ライブ視聴に7日間の録画・ストリーミング視聴を加えたL+7で、平均800万人という巨大な視聴者数を獲得。CBSはさらに、ストリーミング単独で前シーズン比87%増という驚くべき数字を達成したことを明かしている。
そして、『Sheriff Country（原題）』もまた、L+7で平均760万人を記録し、『Boston Blue（原題）』の強力なリードイン（次の番組へ視聴者を繋げる流れ）としての役割を十全に果たしている。これは、同時間帯の過去の放送作品である『S.W.A.T.』と比較して、平均視聴者が33%も増加していることを意味する。
両シリーズとも当初からフルシーズンでの制作が決定していたため、追加エピソードの発注ではなく、一気にシーズン2への更新というステップへと進んだ。CBSは、昨秋にもフルシーズン18話でプレミアを迎えた『マトロック』に同様の早期シーズン2更新を行っており、新作ドラマへの大きな期待を示している。
『ブルーブラッド』＆『ファイア・カントリー』の遺伝子
この2つのヒット作は、CBSの長寿・人気シリーズから派生したスピンオフ作品だ。
『Boston Blue』：ダニー・レーガン、ボストンへ
フランチャイズの顔であるドニー・ウォールバーグ演じるキャラクター、ダニー・レーガンが、ニューヨーク市警（NYPD）を離れ、ボストン警察署へと活躍の場を移した後の物語が展開する。金曜日の夜10時枠で放送される『Boston Blue（原題）』で、ダニーはソネクア・マーティン＝グリーン（『ウォーキング・デッド』）演じるレナ・シルバー刑事と新たなコンビを組む。
この男女のプロフェッショナルなパートナーシップは、単なる「くっつくのか、くっつかないのか」という関係性を超え、視聴者に強い友情へと進化していく姿を追う。
『Sheriff Country』：ミッキー・フォックスの奮闘
一方の『Sheriff Country（原題）』は、大人気消防士ドラマ『ファイア・カントリー』のスピンオフ。
モリーナ・バッカリン（『GOTHAM／ゴッサム』）が、カリフォルニア州エッジウォーターという小さな町の保安官、ミッキー・フォックスを演じる。ミッキーは、犯罪捜査に尽力しながらも、一筋縄ではいかない家族の絆と向き合い、懸命にバランスを取る。
どちらも日本での放送は今のことろ未定。本家『ファイア・カントリー』はU-NEXT、Prime Videoで配信中。『ブルーブラッド ～NYPD家族の絆～』はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Deadline
