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『ザ・ピット』シーズン2はもっとグロくなる!ノア・ワイリーが撮影状況を報告

2025年11月2日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2

米HBOの人気医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』で主演・製作総指揮を務めるノア・ワイリーとキャストが、「シーズン2はもっとグロくなる!」と明かして撮影状況を報告している。

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シーズン2はアメリカ独立記念日が描かれる

『ザ・ピット』は、ペンシルバニア州ピッツバーグにある架空の救命救急センターで働く医療スタッフたちの一日(15時間)を、一話一時間のリアルタイムで描くドラマ。シーズン2は、7月4日のアメリカ独立記念日が舞台となる。

米Varietyに対し、マイケル・“ロビー”・ロビナヴィッチ役を演じるノアはシーズン2について、全15話のうち10話の撮影が終了したと明かした。「特殊メイクのチームは残業しています。視聴者に素晴らしい体験が待っていますよ。7月4日の週末だから、アメリカ人は様々な形で怪我をするからね」とコメントしている。

取材に同席した看護師ダナ役のキィサリン・ラ・ナサは、「脚本の大部分が本当にグロくて不快で、胸が張り裂けました」と明かし、前シーズンに増して目を覆うような描写が多いことを予告。「時には死など、人生で経験する本当に悲しい出来事が描かれ、そういう経験は本当に辛いものです。一方で、衝撃的なほどグロテスクで、(脚本を)読むに堪えないものもあります」と明かしている。

そして、シーズン2ではセレブのゲスト出演はないという。ノアは、「華やかなゲストを呼ぶタイプの番組じゃないけど、出演者はみんな素晴らしいです」と述べ、キャスティングを担当したキャシー・サンドリッチがエミー賞のキャスティング部門を受賞したことを指摘。「彼女が番組に呼んだ出演者はみんな、最初から全力で取り組んでいます。もう手探りの段階ではありません。出演者は番組を理解した上で参加していて、最初から力を発揮しています」と付け加えている。

アメリカの医療問題の実情を訴えたい

また、製作総指揮・監督のジョン・ウェルズは、番組ではアメリカの医療危機を描きながらも、政治的な議論には踏み込まないと語っている。彼によれば、作品の誇りは医療現場で実際に起きていることをドラマ化できる点にあるという。ウェルズは、現在アメリカではメディケア制度(公的医療保険プログラム)の改変や地方病院の閉鎖、多くの病院が直面する極度の負荷など、状況は今後さらに悪化する一方だと指摘。

しかし、「政治的な議論に関わるのではなく、あくまで人間の物語を描くことが重要」だと述べ、現実に医療の現場で人々が経験している問題を、感情豊かで具体的に描くことを目指しているという。作品は事実をそのまま伝えることが重要であり、特定の政治的立場の攻撃対象になることを避けつつ、視聴者に医療危機の深刻さを理解させることを目指していると説明している。

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2は、米HBO Maxにて2026年1月8日に配信スタート。日本ではシーズン1がU-NEXTにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Variety

Photo:Photograph by Warrick Page/Max

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海外ドラマNAVI編集部

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