Amazonオリジナルシリーズ『ターミナル・リスト』のスピンオフ『ターミナル・リスト ~闇の狼~』で主人公ベン・エドワーズを演じるテイラー・キッチュが、シーズン2の構想について言及した。現時点で更新は発表されていないが、テイラーによれば「しっかりとしたアウトラインはできている」という。
(※以下、シーズン1のネタバレを含みます)
-
スパイ・スリラー『ターミナル・リスト ~闇の狼~』8月27日(水)より配信開始!予告編&場面写真が解禁
クリス・プラットが主演/製作総指揮を務めて現在シーズン2も製 …
シーズン2はもっとダークになる
シーズン1では、ベンが海軍特殊部隊ネイビーシールズを離れる経緯が描かれた。テイラーはEntertainment Weeklyに対し、「彼がなぜ除隊されたのかが始まりなんだ。通訳の家族に“守る”と約束したことが個人的な動機になっている。証明しなければならないものがあり、それが彼を突き動かしている」と語る。さらに「交戦規則という枷を外されたとき、彼は初めてどれだけの違いを生み出せるのかを試すことになる」と続けた。
最終話では、真実を暴きハヴァフォード(ロバート・ウィズダム)を追い詰めるため、死を覚悟して妻に別れを告げるベンの姿が描かれた。しかし、ジェームズ・リース(クリス・プラット)や仲間たちの助けで命を落とすことはなく、最終的にハヴァフォードを告発。その後、CIAのオフィスを訪れ、「ここが自分の居場所だ」と語る場面で物語は幕を閉じた。
ただし、『ターミナル・リスト』で視聴者が見たCIAエージェントのベンは、まだこの時点では完成していない。テイラーは「物語は7年前を描いている。だから長い余白があるんだ」と説明し、シーズン2の展開についても「もし幸運にも続編が作れるなら、ベンの行く先はしっかり決まっている」と語る。
さらに「兵役の暗部にもっと光を当てる。シーズン1の終わり方が気に入っている。シーズン2ではもっとダークになり、ついにベンが本当に堕ちていく姿を描けると思う」と明言。「『ターミナル・リスト』シーズン1で彼が下す決断につながる過程を見せられるだろう。もう一度チャンスがあれば、この男の堕落を本当に描きたい」と期待を語った。
『ターミナル・リスト』、『ターミナル・リスト ~闇の狼~』はAmazonプライムビデオにて配信中。(海外ドラマNAVI)