『マンダロリアン』でキャラ・デューン役を演じていたジーナ・カラーノが、テレビドラマへの復帰を果たすことが決定した。2021年に同作を解雇されてから4年以上が経過し、ディズニーを相手取った不当解雇の訴訟という波乱を経ての朗報である。このニュースに対し、彼女の元共演者や多くのセレブたちが喜びの声を寄せている。
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ルーカスフィルムのイジメ?『マンダロリアン』をクビになったジーナ・カラーノが語る
2月10日にDisney+(ディズニープラス)のオリジナルドラマ『マンダロリアン』を解雇されたキャラ・デューン役のジーナ・カラーノが、米Daily Wireで政治評論家ベン・シャピーロのインタビューに応じ、『マンダロリアン』の退場劇についてコメントした。米Deadlineが報じている。 ジーナは、SNS上での度重なる差…
確執を乗り越えジーナ・カラーノがテレビ復帰へ
ジーナが出演するのは、ラスベガスを舞台にした新作ドラマ『Logan Reign(原題)』。演じるのは、昼はパラリーガル、夜は自警団のクライムファイターという二面性を持つ役どころ。久々のテレビ復帰となるジーナは、「女優としての自分のすべてをこのプロジェクトに注ぎ込む」と熱い意気込みを語っている。
EXCLU: She's back! Gina Carano To Star In Vegas Crime Series 'Logan Reign'; Working With 'Get Out' Producers On 1st TV Project Since 'Mandalorian'https://t.co/HI6UInlELj
— Deadline (@DEADLINE) September 19, 2025
元共演者やセレブも歓喜!復帰を祝う温かいエール
ジーナが自身のInstagramでこの吉報を伝えると、たちまち多くの祝福コメントが寄せられた。
作家のメーガン・マケインは「やったー!おめでとう!!!!」とコメントし、復帰を心から喜んでいる。
また、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のペンサタッキー役で知られるタリン・マニングも、「やったあああああ! 彼女を待ってたよね、みんな」とファンを代表するかのような喜びの声を投稿した。
さらに、『マンダロリアン』でフェネック・シャンド役を共演したミンナ・ウェンは、拍手とハートの絵文字で静かに、しかし熱い反応を示している。
そして、映画『デッドプール』で共演したブリアナ・ヒルデブランドは「最高!!!いっちゃおう!!!」と力強いエールを送った。
現時点では、『Logan Reign』の放送局や配信サービスなど、詳しい情報はまだ明らかになっていない。
SNSでの発言が問題視され解雇、そしてディズニーとの和解へ
ジーナが『マンダロリアン』をディズニーとルーカスフィルムから解雇されたのは2021年。解雇の理由は、2020年の大統領選挙に関する不正投票の主張、新型コロナウイルス(COVID-19)の規制に対する疑問、そして政治状況をナチス・ドイツに例えるなど、彼女のソーシャルメディアでの一連の発言が問題視されたためである。
ジーナは、これらの処分は不当解雇であり差別であると訴訟を起こし、共演者のペドロ・パスカル(マンダロリアン役)は政治的な投稿を行っても同様の処分を受けなかったと主張していた。
しかし、先日ディズニーとルーカスフィルムはジーナと和解に至った。合意の詳細は非公開とされているものの、ディズニーの広報担当は声明で「近い将来、カラーノさんと一緒に仕事ができる機会を見つけられることを楽しみにしています」と述べており、彼女が今後『スター・ウォーズ』作品に復帰する可能性も開かれているようだ。
波乱のキャリアを経て、女優として新たな一歩を踏み出すジーナの活躍に、世界中のファンが注目していることは間違いない。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline