アメリカでの放送が開始した長寿ドラマ『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』のシーズン27。その初回えぴそーどでは、ドラマの歴史を彩ってきた人気キャラクターに別れを告げる衝撃的な展開で幕を開けた。
以下、最新シーズンのネタバレがありますのでご注意ください。
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『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』（以下、『SVU』） …
仲間たちが集った感動的な葬儀
米NBCで放送されたこのエピソードにおいて、シリーズ最初の15シーズンに渡りSVUを率いた元指揮官、ドナルド・クレイゲン（ダン・フロレク）の訃報が伝えられた。
彼の死因は劇中で明らかにされなかったものの、オリビア・ベンソン（マリスカ・ハージティ）、エリオット・ステイブラー（クリストファー・メローニ）、ジョージ・ホアン（BD・ウォン）、ブライアン・キャシディ（ディーン・ウィンタース）といった、旧知の仲間たちが彼の感動的な葬儀に集い、最後の敬意を表した。
クレイゲンは生前、「長い道のりだった。楽しい時ばかりじゃなかったし、決していつも簡単だったわけでもない。自分はこの仕事に人生を捧げてきた。それは誰も驚かないと思うし、自分の人生が他の形だったなんて想像もできない……。君たちと一緒に働けて光栄だった」という言葉を映像で残しており、そのプロフェッショナルとしての誇りが偲ばれる。
「最高の上司」
特にオリビアにとって父親のような存在であったことから、「私が今まで出会った中で最高の上司だった」と、彼の功績を称えた。そして、「キャプテンとして必要なことはすべて彼から学んだ」と付け加え、自身のキャリアにおける指導者であったことを強調した。
クレイゲンは、オリビアやステイブラーにとって公私にわたる師であり、SVUを15シーズンにわたって指揮した後、惜しまれつつも退職していた。
役柄とは裏腹に、俳優ダン・フロレクは健在
なお、ドナルド・クレイゲンという役柄は劇中でその生涯を終えたが、演じたダン本人は健在である。キャラクターの退場後も、シーズン16のエピソードや記念すべき500話目、さらにはスピンオフ作品『LAW & ORDER：組織犯罪特捜班』にも同役でゲスト出演し、ファンを喜ばせてきた。
また、共演者たちがクレイゲンの別れのシーンを撮影した際にも、ダンは現場に顔を出していたという。8月には、メローニが自身のInstagramに、ハージティ、ダンとともに笑顔で過ごす写真を「金曜の夜、友人たちと」というキャプション付きで投稿しており、キャスト同士の強い絆を感じさせた。
『LAW & ORDER： 性犯罪特捜班』は日本ではシーズン1～25がHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
