Apple TV+の風刺コメディドラマ『ザ・スタジオ』について、ソニー・ピクチャーズ モーション・ピクチャー・グループのCEO、トム・ロスマンがコメントした。
-
『ザ・スタジオ』シーズン2、『ワイルド・スピード』スターを出したい!?
Apple TV+のヒット作『ザ・スタジオ』はすでにシーズン …
大部分は“でたらめ”だが…
本作はセス・ローゲンが演じる理想主義的な映画スタジオ社長マット・レミックを中心に描く完全フィクションの作品だが、ロスマンは「大部分は“でたらめ”だが、まばゆい真実のかけらがある」と語った。
ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグ、ピーター・ハイク、アレックス・グレゴリー、フリーダ・ペレスらが手がけた同作は、エミー賞で23部門にノミネートされ、今年最も注目を集めるコメディの一つとなっている。
ロスマンは映画情報サイト「Letterboxd」に対し次のように述べた。
「各エピソードには、まばゆい真実のかけらがある。それこそが風刺を優れたものにしているんだ。作品は見事に風刺的だよ。ただ、その“真実のかけら”以外は全部でたらめだ。僕らが毎日愚か者みたいに働いているわけじゃない。意図されたユーモアとして受け止めたよ」
さらに彼は、数か月前にラスベガスで行われた映画業界イベント「CinemaCon」でのエピソードを振り返った。
「登壇したときに“みなさんこんにちは、セス・ローゲンです!”と言ったんだ。笑いは取れたよ。ドラマが正しく描いているのは、スタジオの重役たちが正しいことをしようと努力している点だ。ただし作中のように、そこに“多くの道徳的妥協”がつきまとうわけじゃない。実際は違う。ほとんどの人間は映画を愛し、誠実さを持ち、できる限りベストを尽くそうとしているんだ」
『ザ・スタジオ』では、経営不振に陥ったコンチネンタル・スタジオのCEOに任命されたレミックが、質の高い映画を作ろうと奮闘する姿を描く。一方で業界は知的財産(IP)やAI主導の利益優先型へと傾き、彼の理想と現実の間には大きな溝が広がっている。
Appleは今年5月にシーズン2の制作を発表。シーズン1はコメディシリーズ最多タイとなる23部門でエミー賞にノミネートされ、作品賞にも名を連ねた。
『ザ・スタジオ』は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)