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『サウスパーク』が26年ぶりの高視聴率!過激すぎるトランプ風刺が話題に

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米人気アニメ『サウスパーク』が、最新シーズンとなるシーズン27でトランプ大統領を揶揄したことで大きな注目を集め、26年ぶりとなる快挙を達成した。

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前シーズン比で68%増

アメリカで7月23日(水)に放送されたシーズン27の初回エピソード「Sermon on the ‘Mount(原題)」は、放送後3日間で合計590万人の視聴者数を記録。特に広告主が重視する18~49歳層での視聴者層では、その時間にテレビを見ていた人のうち実に9.2%が『サウスパーク』を視聴しており、前シーズン比で68%増という驚異的な伸びを見せた。この数字は、1999年10月に放送されたシーズン3後半の初回以来、実に26年ぶりの好成績である。

さらに同水曜日の全ケーブル番組の中で視聴率1位にも輝いた。

問題のエピソードでは、現大統領(劇中では明言されていないものの、明らかにドナルド・トランプを模している)が、甲高い声にパタパタした頭、悪魔崇拝者で小さな股間を持つ独裁者として登場。さらに、“プロ・トランプ”とされるディープフェイク風のPSA(公共広告)では、全裸の大統領が喋る小さな性器と共に登場するという過激な演出がなされた。

これに対し、ホワイトハウスは異例の公式声明を発表し、強く反発。「この番組は20年以上前に適切さを失い、注目を集めようと必死なインスピレーション欠如のアイデアにすがっている」としたうえで、「トランプ大統領はわずか半年で他のどの大統領よりも多くの公約を実現しており、四流番組がその勢いを止めることはできない」と強気のコメントを発表した。

風刺アニメの代表格である『サウスパーク』が、久々にその“毒舌”パワーを炸裂させ、世界中から注目を浴びている。

なお、『サウスパーク』はストリーミングの権利を巡る混乱に見舞われていたが、先日Paramount+で全世界独占配信となることが決定したばかり。今後日本のParamount+でも配信されることを期待したい。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『サウスパーク』公式X(@SouthPark)

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海外ドラマNAVI編集部

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