『ザ・ルーキー』の主演ネイサン・フィリオンと製作総指揮のアレクシ・ホーリーがサンディエゴ・コミコンに登壇。二人は、最新シーズンとなるシーズン8ではプラハが舞台となるエピソードがあることを発表した。
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まるで007!? プラハでの大規模撮影秘話
ホーリーは、シーズン8でプラハでの撮影を提案した際、「通常のネットワークテレビではやらないことだったので、注目された」と振り返った。しかし、「番組制作がとても上手くなったから、吸収できると思った」と自信を見せた。ネイサンもこの大規模な撮影について、「『007 カジノ・ロワイヤル』を作っているような気分だった」と語り、そのスケールの大きさをうかがわせた。
ロサンゼルスでの撮影は「諸刃の剣」?
番組がロサンゼルスで絶大な人気を博している一方で、市内での撮影には「諸刃の剣」とも言える困難が伴うという。ネイサンは、「車で通りかかる人たちが『ザ・ルーキー』大好き!と叫んで、それで“カット、最初からやり直し”となるのは、さらなる挑戦だ。でも、それでも受け入れる」と、人気がゆえの苦労を明かした。
またネイサンは、自身の家族も長年の番組ファンであることを告白した。中でも、一番下の姪であるジョーダンが『ザ・ルーキー』の放送が始まった時、「ネイサン、ついに私が好きな番組に出たのね!」と言ったエピソードを披露。「実は君が生まれる前からテレビに出ているんだよ」と返すと、ジョーダンは「知ってる」と答えたという、心温まるやり取りがあったことを明かした。
シーズン8の見どころは?潜入捜査とあの人のカムバック!
シーズン8でファンが期待できることについて、ホーリーは「今、脚本家室で取り組んでいる潜入捜査のルーシーのストーリーがある」と示唆し、新たな展開を予感させた。
また、ネイサンは、自身が番組に戻ってきてほしいと願うキャストの一人に、ピーター・ノーラン役を演じたピート・デヴィッドソン(『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』)の名前を挙げた。ネイサンはピートが「戻ってきたがっている」ものの、「連絡を取るのが難しい」と語った。しかし、ピートについて「彼は別次元で振動していて、同じテイクは二つとない。彼は物事を手探りで進めていて、そう、とても繊細で、素晴らしい仕事をすることをとても気にかけていて、本当に自分の仕事を愛している。彼はとても親切だ」と、その人柄と演技に対する情熱を絶賛した。
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参考元:Variety