『FBI：特別捜査班』シーズン8に新レギュラーキャスト！『LAW & ORDER』の世界から異動

米CBSの人気ドラマ『FBI：特別捜査班』シーズン8に新たなレギュラーキャストが加わることが分かった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

スコーラの相棒探し、三度目の正直となるか？

'SVU’ Alumna Juliana Aidén Martinez Joins 'FBI' As Series Regular https://t.co/XzWelydEUB

— Deadline (@DEADLINE) July 14, 2025

新たな仲間となるのはフリアナ・アイデン・マルティネス。フリアナは昨年、米NBCの長寿ドラマ『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』シーズン26に新たなレギュラーキャスト、ケイト・シルバ役として加わったが、今年5月に同作から降板すると報じられていた。『FBI』シリーズと『LAW & ORDER』シリーズはいずれもヒットメイカーのディック・ウルフが手掛けており、ウルフ作品間の“異動”となる。

フリアナが『FBI：特別捜査班』で演じる役柄については不明だが、少なくとも『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』の役柄を再演するわけではない。シーズン7冒頭でパートナーを失ったスチュアート・スコーラの新たな相棒がまだ見つかっていないため、その候補と見られている。

スコーラの相棒としては、長らくその任を務めてきたティファニー・ウォレス役のキャサリン・レニー・ターナーがシーズン7第1話で降板。同シーズン第4話から新レギュラーとして加わった行動分析課の捜査官シドニー・“シド”・オーティス役のリゼット・オリヴェラ（『ナショナル・トレジャー　一族の謎』）がスコーラの新たなパートナーになるものと考えられたが、第8話で去った。その後、第16話からゲストとして参加した捜査官ダニ・ローズ役のエミリー・アラビ（『私立探偵マグナム』）が便宜的にスコーラの相棒役を担ったものの、確固たるパートナーとは言えない状態だ。エミリーは秋からスタートするシーズン8に戻ってくるが、情報源によればそれはダニの物語を締め括るためで、降板することになる模様。

ウルフ作品間の“異動”はここ数年だけでも何度か行われてきた。ディラン・マクダーモットが『LAW & ORDER：組織犯罪特捜班』から『FBI：Most Wanted～指名手配特捜班～』へ、ジェシー・リー・ソファーが『シカゴ P.D.』から『FBI：インターナショナル』へ、ブランドン・ララクエンテが『オンコール』から『シカゴ・ファイア』へ、いずれも元の役柄とは異なるキャラクターとして加わっている。

『FBI：特別捜査班』シーズン1～6はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Deadline、米TV Line