キム・キャトラル、『SATC』出演を4度断っていた！その理由とは？

ニューヨークを舞台に女性4人の友情や恋を赤裸々に描いた大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』（以下『SATC』）でメインキャラクターの一人、サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラル。彼女が同作からのオファーを4度断っていたと明かした。

オファーをもらった当時は41歳だったことから…

米HBOにおいて1998年から2004年まで6シーズンにわたって続いた『SATC』でキムの演じたサマンサは、ほかの3人よりも少し年上で、キャリア的に一番成功しており、性的に奔放で、男性とは基本的に長続きしないが、友人に対しては面倒見のいい姉御肌なキャラクターだった。キムは同役を好演してエミー賞に5度ノミネートされゴールデン・グローブ賞に輝いたが、実はオファーをすぐさま受け入れたわけではなかったという。

イギリス出身のキムが母国Times紙の取材に応じ、出演を決断するまでに4度オファーを断っていたことを明かした。当時41歳だった彼女は、自分はもう年齢的にそういう役柄をやるには厳しいと考えていたという。しかし、同作出演後に世間の見方が変化。「時代が変わり、40歳はセクシーになったのよ」とキムは振り返る。

キムはさらに、サマンサの華やかな関係を料理にたとえて説明した。「サマンサは色情症患者というわけじゃないわ。一部の人はそう考えたかもしれないけど、彼女は“メインコース”を楽しんでいるだけなの。ほかの人が“前菜”をひとかじりしている時に、彼女は“ステーキ”にかぶりつくのよ。そして彼女が誰かと関係を持つ時はいつも彼女主導なの。そこは、私が毎回主張していたところよ。私自身は一人の人と長く付き合うタイプだけどね」

「私は素晴らしいキャラクターを作り上げたと思うわ。愛情をたっぷり注いだサマンサのことが大好きよ。私のことをサマンサ役でのみ覚えている人がいても構わないわ」

世界的大ヒットを果たした『SATC』はその後、映画が2本作られ、2023年には続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT…／セックス・アンド・ザ・シティ新章』がスタート。サマンサ以外の3人（キャリー、ミランダ、シャーロット）が続投する同作に、サマンサ役のキムはシーズン2でカメオ出演。一方で、『グラマラス』『パパと恋に落ちるまで』といったドラマや英BBCのラジオドラマ『Central Intelligence（原題）』にも参加している。

『SEX AND THE CITY』全6シーズンと映画2本、『AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン1～3はU-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）

Kim Cattrall Passed on 'Sex and the City' Role Four Times Because of 'Self-Inflicted Ageism': 'That Changed. 40 Became Sexy' https://t.co/djGj7Z6vLi

— Variety (@Variety) June 14, 2025

参考元：米Variety