ジョージ・クルーニー『ER』仲間ノア・ワイリーの『ザ・ピット』への熱いエール

ジョージ・クルーニーが、かつての『ER 緊急救命室』で共演したノア・ワイリーが主演を務める注目作『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』について、熱い賛辞を送っている。

 

『ER』のダグ・ロスお墨付き

ジョージは人気トークショー『Late Night with Seth Meyers(原題)』に出演し、Maxで配信中の高評価医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』について率直な感想を語った。「本当に素晴らしい作品だよ」と絶賛したジョージは、ノアへの深い友情も明かしている。

「正直に言うと、僕たちは『ER』の第一話を撮影して以来、とても親しい友人なんだ。彼は本当に誠実で才能ある若者だ。——僕はもう年寄りだからそう言えるけど、ノアが『ザ・ピット』で成功していることが、これ以上なくうれしいんだ。本当に美しい作品で、彼も素晴らしい仕事をしているよ」

14:23頃から、『ザ・ピット』について話している。その前には、1984年に出演していたシットコム『E/R』での若い頃&マレットヘアの貴重な映像も!

 

独特なリアルタイム医療ドラマの魅力

『ザ・ピット』でノアが演じるのは、マイケル "ロビー" ロビナヴィッチ役。本作の最大の特徴は、かつての『24 TWENTY FOUR』のように、各エピソードで病院内の1時間をリアルタイムで描き、シーズン全体で一夜の勤務シフトの物語が展開される点である。

制作陣にも注目だ。元『ER』脚本家のR・スコット・ゲミルが制作を手がけ、元『ER』プロデューサーのジョン・ウェルズが製作総指揮を担当している。まさに『ER』のDNAを受け継いだ作品と言えるだろう。

今も続く『ER』ファミリーの絆 変わらぬ友情の証

『ER』は1994年から2009年まで15年間にわたって放送された名作医療ドラマとして知られており、ジョージの大ブレイクのきっかけともなった作品。ダグ・ロス役を演じ、1999年に降板するまでこの役でエミー賞に2度ノミネートされた。一方、ノアはジョン・カーター役で出演していた。

ノアは3月のEntertainment Tonightのインタビューで、元『ER』の共演者たちとは「今でもみんな連絡を取り合っている」と語っている。その証拠に、4月にはノアと『ER』出身のジュリアナ・マルグリーズ、アンソニー・エドワーズが2005年にジョージ自身がメガホンをとった『グッドナイト&グッドラック』の舞台版の初日に駆けつけていた。その際に、『ザ・ピット』におけるERリユニオンの可能性を存分に匂わせていた。

この変わらぬ友情こそが、ノアの新作を心から応援する理由なのかもしれない。『ザ・ピット』の成功は、『ER』ファミリーの絆の強さをも物語っている。

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1は、U-NEXTにて独占配信中(海外ドラマNAVI)

参考元:Deadline