新たな視点で名探偵シャーロック・ホームズを描くクライムドラマ『Sherlock & Daughter(原題)』が、米Maxにて好調なデビューを果たし、同アプリ内トップ10で第4位を記録。米放送局CWでも、放送開始以来となる今季最高視聴率を達成したことが明らかになった。
-
シャーロック・ホームズ最新シリーズ、「緋色の研究」オマージュに注目!
シャーロック・ホームズ作品に新たな一作が登場した。ホームズが …
視聴率第1位を記録
本作はアメリカおよびオーストラリアで、批評面・視聴率ともに高評価を獲得しており、今月開催されるモンテカルロ・テレビ祭では、国際最優秀フィクションシリーズ賞(ゴールデン・ニンフ賞)にノミネートされている。
CWでは4月16日に放送開始され、最新エピソードでは初回比で約20%の視聴者増を記録。現在、同局における脚本付きシリーズの中で視聴率第1位を維持しており、デジタル視聴でも第2位となっている。
Don’t miss the final twist 🧵 The season finale of #SherlockAndDaughter airs tonight at 9/8c on The CW. Stream free tomorrow on The CW App.
Sherlock and Daughter is streaming now on @streamonmax. pic.twitter.com/A6FCF1REW1
— The CW (@TheCW) June 11, 2025
オーストラリアでも反響は大きく、SBSで放送された最初の4話では、視聴者数が平均150%増加。木曜夜の放送枠では、前年同週比で総視聴者数が99%増となり、25~54歳の主要視聴層で83%、40歳未満では188%の大幅な伸びを見せた。またオンデマンド配信では、同国で第4位にランクインしている。
国際的な販売も好調で、イギリスとアイルランドではWarner Bros. Discoveryが放映権を取得したほか、フィンランド(YLE)、ノルウェー(NRK)、スウェーデン(SVT)、デンマーク(DR)、アイスランド(RUV)、CIS諸国(Amedia)など、各国での放送が決定している。
『FARGO/ファーゴ』や『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・シューリスが、シャーロック・ホームズ役を務める。彼の娘だと名乗るネイティブ・アメリカンの血を引く若き女性アメリア・ロハスをブルー・ハント(『アナザー・ライト』)が演じる。宿敵モリアーティには、国際エミー賞およびBAFTA受賞歴を持つダグレイ・スコット(『BATWOMAN/バットウーマン』)が起用されている。
本作は、伝説の探偵ホームズがある事件の前に立ちすくみ、謎に包まれた母の死と向き合うアメリアと出会うところから物語が展開。二人は事件の真相を追いながら、アメリアが本当にホームズの娘なのかという謎にも迫っていく。
『Sherlock & Daughter』は、米CWにて4月16日(水)より放送中。日本への上陸は未定。(海外ドラマNAVI)