『9-1-1:LA救命最前線』の新たなスピンオフドラマとして製作が進んでいる『9-1-1: Nashville(原題)』。『9-1-1:LONE STAR』で主演を務めたロブ・ロウが、自身が演じたキャラクター、オーウェン役で再び登場する可能性を示唆し、ファンの間で大きな注目を集めている。
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『NCIS:LA』クリス・オドネル、『9-1-1』新スピンオフに主演!
大人気ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』の新たなスピンオフ …
ロブ・ロウを待ち望む弟チャド・ロウからの“逆オファー”!?
ロブは、5シーズンにわたり放送された『9-1-1:LONE STAR』で主人公オーウェンを熱演。先日、米Deciderのインタビューに応じた際、ABCで放送予定の『9-1-1: Nashville(原題)』へのゲスト出演について問われ、「その機会があればぜひやりたい」と前向きな姿勢を見せた。
この発言は、ロブ自身の強い意欲はもちろんのこと、兄弟共演への期待も高まるものだ。というのも、ナッシュビルの製作総指揮兼監督を務めるのは、実弟のチャド・ロウ(『アントラージュ★オレたちのハリウッド』)なのだ。ロブは「この件は弟のチャドに聞かないといけないね」と語り、「チャドは『9-1-1: ナッシュビル』のエグゼクティブプロデューサーと監督なんだ。だから、僕の電話が鳴るのを待っているところさ。だって、僕は『Lone Star』で彼を雇ったんだし、今度は立場が逆でもいいだろう?」と、兄弟間のユーモラスなやり取りを明かした。ちなみに、チャドは『Lone Star』でオーウェンの悲劇的な運命をたどる兄ロバート役で出演しており、兄弟共演はすでに実現済みである。
『9-1-1』ショーランナーのティム・マイナの思惑は?
米TV Lineの報道によれば、『9-1-1』シリーズのショーランナーであり『9-1-1: Nashville(原題)』の製作総指揮でもあるティム・マイナは、『Lone Star』のキャラクターが新作スピンオフに登場する可能性について「不可能ではない」としながらも、「現時点でその予定はない」と慎重な姿勢を示していた。しかし、ロブがオーウェンのカウボーイハットを再びかぶる意欲を示したことで、この状況は大きく変わるかもしれない。
『9-1-1: Nashville(原題)』について現在明らかになっているのは、『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のG・カレン役で知られるクリス・オドネルがドン・シャープ隊長役で主演を務めることだ。さらに、ジェシカ・キャプショー(『グレイズ・アナトミー』)がドンの妻ブライス役、マイケル・プロヴォスト(『欲望は止まらない!』)がその息子ライアン役を演じる。
正確な放送開始日をまだ未発表だが、この秋、木曜日の21時(東部/中部時間)から、『9-1-1』と『グレイズ・アナトミー』の新エピソードの間に放送される予定。公式トレーラーはまだ公開されていないものの、ABCはこの作品の熱いティーザー映像をすでにリリースしており、期待は高まるばかりである。
本家『9-1-1:LA救命最前線』とロブが主演する『9-1-1:LONE STAR』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)