人気映画シリーズ『トランスフォーマー』の最新作となる3DCG映画『トランスフォーマー/ONE』が5月に配信開始となったことから、J:COMの動画配信サービス「J:COM STREAM」では2007年の映画シリーズ1作目から『トランスフォーマー/ONE』までのシリーズ7作が見放題で配信中に! ということで、映画『トランスフォーマー』シリーズをまだ見ていなかったり途中で脱落した人はもちろん、大ファンに向けても、J:COM STREAMで同シリーズを楽しむポイントを解説したい。
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そもそも「トランスフォーマー」って何?
「トランスフォーマー」とは、1984年にタカラ(現タカラトミー)社の変形ロボット玩具を、アメリカのハズブロ社という玩具メーカーとの提携によってアメリカで発売した際の玩具ブランドのこと。乗り物などがロボットへと完全変形(トランスフォーム)するというコンセプトで、アメリカでは変形トイの発売に合わせてテレビアニメやコミックも展開されて大ヒット。日本でも1985年に逆輸入という形でおもちゃとテレビアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』が人気を博した。
乗り物などがロボットへと完全変形するおもちゃのクオリティもさることながら、ロボットたちが惑星セイバートロン(英語版では「Cybertron(サイバトロン)」)に住む意志を持ったトランスフォーマーと呼ばれる超ロボット生命体として描かれ、正義のサイバトロン(英語版では「Autobots(オートボット)」)と悪のデストロン(英語版では「Decepticons(ディセプティコン)」)の戦いが地球にまで及び、地球人たちが巻き込まれていくという宇宙規模の壮大な世界観とストーリーも人気となり、おもちゃだけでなくアニメも長年にわたってアメリカや日本で製作され、近年もCGアニメとして製作が続いている。
大迫力のSFアクションと斬新なCGが話題を呼んだ映画版はメガヒットシリーズに!
「トランスフォーマー」のおもちゃとアニメは基本的に男の子や男性に人気だったが、大きな転換点となったのが2007年の映画『トランスフォーマー』公開だ。製作総指揮スティーヴン・スピルバーグと監督マイケル・ベイというハリウッドの特大ヒットメーカーがタッグを組み、“ハリウッドの破壊王”の異名を持つマイケル・ベイらしさ全開のカーチェイスや銃撃戦といった生のアクションに、CGによるトランスフォーマーたちのアクションが見事に融合し、当時若手スターだったシャイア・ラブーフが主演するなどエンタメ要素が満載。そして、何よりもCGで再現されたトランスフォーマーたちのトランスフォームによって、斬新なSFアクション映画として大きな話題となり、今までのファン層だけでなく幅広い層に受け入れられたことで全世界における興行収入は7億ドル(約1000億円)超に上った。
この成功を受けて映画もシリーズ化。マイケル・ベイが監督として続投し、5作にわたる壮大なサーガとして描かれた。さらに、有機体のようなデザインだったトランスフォーマーたちがテレビアニメシリーズに近い形へリデザインされた後期リブートシリーズにおいては、少女とトランスフォーマーが生み出すドラマが高い評価を得た映画『バンブルビー』、日本でのテレビ放送当時に声優陣のアドリブ合戦が話題となった『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ』をモチーフとした『トランスフォーマー/ビースト覚醒』、トランスフォーマーを知らない人たちにもバディものとしてスマッシュヒットとなったフルCG映画『トランスフォーマー/ONE』と多彩なラインナップが揃っており、今なお新作が作られるメガヒットシリーズとなったのだ。
登場するトランスフォーマーたちも、オートボットの司令官オプティマスプライムや人気キャラのバンブルビー、ディセプティコンのリーダーであるメガトロンといったメインどころはもちろん、シリーズが増すごとにトランスフォーマーの数も増えていきファンを喜ばせている。また、前述のシャイア以外にもマーク・ウォールバーグ、ヘイリー・スタインフェルドといったハリウッドスターが引き続き出演することでシリーズを華々しく彩っている。
J:COM STREAMで映画『トランスフォーマー』シリーズをより楽しむ!
2007年公開の映画1作目を皮切りに、現時点で計8作が製作されている映画『トランスフォーマー』シリーズ。長く続いてきたシリーズだけに、未見なので今更手を出しにくい、途中で見るのをやめてしまったなどという方も少なからずいるだろう。ということで、シリーズ8作品がすべて揃っているJ:COM STREAMにおいて映画『トランスフォーマー』シリーズがより楽しめる、動画配信サービスならではの方法をお伝えしたい。
①見る順番は公開順?あるいはストーリーの時系列順?
映画シリーズは、必ずしも作品のストーリーの時系列が映画の公開順の通りではないので、好きな順番で好きな時に見ることができる動画配信サービスの特性を活かして、公開順もしくはストーリーの時系列順というように自分なりの楽しみ方ができる。
映画シリーズを追いかけてきたファンと同様の体験を味わいたいならば、公開順に『トランスフォーマー』、『トランスフォーマー/リベンジ』、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』、『トランスフォーマー/ロストエイジ』、『トランスフォーマー/最後の騎士王』、『バンブルビー』、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』、『トランスフォーマー/ONE』と見ていくのがいいだろう。
ストーリーの時系列順に楽しみたいならば、まずは惑星サイバトロンを舞台に若きオプティマスプライムとメガトロンのはじまりの物語を描いた『トランスフォーマー/ONE』、実写映画シリーズの前日譚となる『バンブルビー』と、そこからつながる『トランスフォーマー/ビースト覚醒』からスタート。そこから、マイケル・ベイ監督による計5作のサーガ(『トランスフォーマー』~『トランスフォーマー/最後の騎士王』)を公開順に見ていけばいい。
②初心者にオススメなのは?
トランスフォーマーの世界をまったく知らないという初心者の方にも見やすい作品は、『トランスフォーマー』、『バンブルビー』、『トランスフォーマー/ONE』。
SFアクション映画の傑作であり、映画シリーズの原点でもある『トランスフォーマー』は、今の時代においても色あせないクオリティのため、シリーズのテイストを存分に味わえる。一方で、ストーリーが『トランスフォーマー/最後の騎士王』まで続く連作ものよりも、単発で楽しめる作品が好みという方には、SFアクションの魅力はそのままに、少女とバンブルビーの友情をドラマティックに描いたスピンオフ的な『バンブルビー』、オプティマスプライムとメガトロンのはじまりの物語であり、バディものとして「トランスフォーマー」という枠に捉われない面白さを持つ『トランスフォーマー/ONE』をオススメしたい。
③字幕版/吹替版で2度楽しむ!
J:COM STREAMの配信では各作品の字幕版・吹替版が配信されているので、原音を楽しみたい洋画ファンも字幕が苦手な方も安心だ。声優においても、実写映画シリーズでは、日米のテレビアニメシリーズに対するリスペクトを込めて、オプティマスプライムの声をアニメ版同様に原音ではピーター・カレンが、吹替版では玄田哲章が演じている。
そして『トランスフォーマー/ONE』は、原音ではクリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンをはじめとするハリウッドスターが、吹替版では中村悠一、木村昴、杉田智和といった人気声優陣が名を連ねている。
このほかには、映画シリーズ『トランスフォーマー』とのクロスオーバーが示唆されている映画シリーズ『G.I.ジョー』もJ:COM STREAMで配信中なので、一緒に楽しめば、思わぬところで楽しみが膨らむはず。ぜひ、この機会にJ:COM STREAMでこのメガヒット映画シリーズを楽しんでほしい。
『G.I.ジョー』シリーズはこちら
J:COM STREAMでは“J:COM最多”チャンネルと動画配信がセットになった新コースも!
多彩なラインナップを誇る動画配信サービスの「J:COM STREAM」では、『トランスフォーマー』シリーズを含む洋画のほか、シルヴェスター・スタローン主演ドラマ『タルサ・キング』やSFドラマ『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』といったParamount+の独占配信作品も、日本語・日本語字幕の両方で視聴可能だ。テレビ朝日の最新ドラマ・人気バラエティを中心に幅広いジャンルの作品が楽しめる「TELASA(※)」も追加料金無しで視聴可能に。そのほかにも、韓国・中国のアジアドラマ、国内の映画・ドラマや時代劇、お笑いライブやシネマ歌舞伎などのエンタメ、アニメのように様々なコンテンツを楽しむことができる。(※ライブ配信および一部作品を除くTELASA見放題プランの作品が対象。配信日が一部異なる場合あり)
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(文/豹坂@櫻井宏充)