狂気のサバイバル・ホラー『イエロージャケッツ』シーズン4へ更新

米Showtimeが放つ異色のサバイバル・ホラードラマ『イエロージャケッツ』が、シーズン4へ更新されたことが明らかになった。米Deadlineが報じたこのニュースは、アメリカでのシーズン3最終回から1カ月後の発表であり、その驚異的な視聴率を考えれば当然の成り行きと言えるだろう。

 

記録を打ち破る人気の『イエロージャケッツ』

4月13日に放送されたシーズン3の最終回は、シリーズ史上最も多くの視聴者を獲得。パラマウント・グローバルによると、Paramount+とShowtimeのリニア放送およびストリーミングを合わせて、7日間で全世界300万人もの視聴者数を記録。さらに、シーズン3はこれまでで最も視聴されたシーズンとなり、SNSでのエンゲージメントもシリーズ最高を記録するなど、その勢いはとどまるところを知らない。

パラマウント・グローバル共同CEO兼Showtime/MTVエンターテインメント・スタジオ社長のクリス・マッカーシーも、その熱狂ぶりをこう語る。「『イエロージャケッツ』は文化的な現象となり、シーズン3はこれまでのすべての記録を打ち破りました。Paramount+でシーズン4の制作が決定したことを発表できることを大変嬉しく思います」

サバイバル、心理ホラー、青春ドラマの完璧な融合

アシュリー・ライルとバート・ニッカーソンによって生み出された本作は、単なるサバイバルドラマではない。高校女子サッカーチームが、遠く離れた北の荒野で飛行機事故に遭い、生き残ったことから物語は始まる。しかし、この作品は、サバイバル叙事詩、心理ホラー、そして青春ドラマが見事に融合した、唯一無二のジャンルミックスなのだ。

「アシュリーとバートは、まったく独自でジャンルを超えた現象を見事に生み出しました。心理ホラー、サバイバルスリラー、そして青春ドラマが完璧に融合した作品であり、世界中の観客を魅了し続けています。そして、それを実現しているのが、私たちの非常に才能豊かで愛されているキャスト陣なのです」と、クリスは絶賛する。

物語は、複雑ながらも結束していたチームが、やがて野蛮な集団へと変貌していくさまを描写する。同時に、事故から約25年後、彼女たちがなんとか再構築しようとする人生も追いかけ、過去は決して過ぎ去ることはなく、あの荒野で始まった出来事はまだ終わっていないことを証明している。

『イエロージャケッツ』シーズン1~2はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

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