
2004年から6シーズにわたって放送され、社会現象になるほどの人気を博したドラマ『LOST』。その時代を代表するシリーズと、Apple TV+最多の視聴数を誇る話題作『セヴェランス』との類似点を、米Slash Filmが指摘しているので紹介したい。
(以下、ネタバレを含みます)
『LOST』あのキャラを彷彿とさせる
謎の島に墜落した飛行機事故で生き残った人々のサバイバルを描く『LOST』と、仕事と私生活の記憶を切り離す脳手術を受けた社員の不可思議な体験が描かれる『セヴェランス』に、接点は少ないように思える。しかし、『セヴェランス』のシーズン2第7話「チカエ・バルド」では、『LOST』で頻繁に投入されたフラッシュバックシーンが始めて使用され、その他の類似点をSlash Filmが挙げている。
第7話の現在のストーリーラインでは、主人公マーク・スカウトが再統合手術の失敗で昏睡状態に陥り、このダウンタイムを巧妙に利用して、長い間行方不明だった妻ジェマの思い出に深く入り込んでく。同時にジェマが、マークが働くルモン・インダストリーズの最深部に囚われている姿が初めて描かれる。
このシーンは、『LOST』に登場したダーマ・イニシアティブと地下のハッチに閉じ込められていた、デズモンド・ヒュームを彷彿とさせるものがある。また、第7話では『LOST』で多用された目のクローズアップも頻繁に登場し、ビジュアル的な効果に共通点がある。
またデズモンドといえば、恋人ペニーとの時空を超えたロマンスを描いたシーズン4第5話「定数」が、ファンの間で人気が高い。第7話「チカエ・バルド」で描かれたマークとジェマのロマンスシーンには、かつてデズモンドとペニーとの間にあった、切ない誠実さがたっぷりと込められている点も見逃せない。
両エピソードとも愛し合うキャラクターを意図的に引き裂き、別離によって再会への渇望を巧みに高めている。デズモンドとペニーと同様に、マークとジェマの関係の高揚感、子どもを持とうと苦闘する不安定な結婚生活、そしてスローモーションのように進む破滅的な展開を視聴者は目にする。最終的に、ある夜ジェマが交通事故に遭い、戻ってこなかったことで悲劇的な結末を迎える。
また、両シリーズを最も強く結びつける要素があるとすれば、それは視聴者の予想を裏切るタイミングで感情的な一撃を加える手腕だろう。シーズン2を通して、クリエイターのダン・エリクソンと脚本チームは、マークにとって最も大切なものが何かを強調することに余念がない。マークにとって、同僚ヘリーとの静かに燃え上がるロマンスは物語上で重要性を増し、ルーモンの上司は二人が離れ離れになってしまっては、何の仕事も完成しないことを悟る。
一方、マークにとっては、妹デヴォンを必死に守ろうとする気持ちと、亡くなったとされる妻ジェマへの深い悲しみこそが、そもそもセヴァランス手術という過激な手段に踏み切るきっかけとなった。
『LOST』がキャラクター同士の強固な繋がりについて巧みに伏線を張り巡らせ、彼らが最初からずっと共にあるべき存在だったことを最終回で明かしたのに対し、『セヴェランス』はその全てを第7話に凝縮し、心が張り裂けるような1時間にまとめ上げた。
『LOST』と『セヴェランス』は、キャラクター同士の深い絆と喪失の痛みを通じて、視聴者に強烈な感情を呼び起こす点で共通している。
『セヴェランス』シーズン1~2は、Apple TV+で配信中。『LOST』全シーズンは、Disney+(ディズニープラス)とNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『セヴェランス』画像提供Apple TV+