ダークで過激なアクションだけじゃない!海外ドラマファンも納得の『デアデビル:ボーン・アゲイン』の“ドラマ”の魅力
(c) 2025 Marvel

ディズニープラスで3月5日(水)より独占配信がスタートしたマーベル最新ドラマシリーズ『デアデビル:ボーン・アゲイン』。海外ドラマファンも思わずうなる重厚なストーリーが魅力の本作に迫る。

“正義”vs“復讐”―常識を覆すハードなダークドラマ

2022年の企画発表から3年、ようやくお披露目になった全9話の『デアデビル:ボーン・アゲイン』。ニューヨークを舞台に昼は弁護士として正義を追求、夜はヒーローとして法では裁けない悪と戦うデアデビルことマット・マードック(チャーリー・コックス)は、とある出来事を機にデアデビルのスーツを脱ぎ、ヒーローとしての活動から離れる。

デアデビルの活動を辞めて以降、弁護士として“法”で正義を追求していたマットだが、雑踏に耳を澄ますと聞こえてくるのは助けを求める悲鳴や恐怖におびえる叫び、怒りに満ちた脅迫や銃声ばかり。

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さらにそんな中、犯罪が後を絶えないニューヨーク市長選で、デアデビルの宿敵である裏社会の帝王“キングピン”ことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)が立候補し当選。「ニューヨークに私が明るい未来を与える」と堂々と宣言したことを機に、マットのこれまで押し殺してきたバイオレントな正義感が再び燃え上がる。暴力とは決別することを誓ったマットは、悪に対する怒りや復讐心を完全に封じ込めることはできるのか? 復讐と正義の間で揺れ動くマットの葛藤を描くドラマに重きが置かれているのが本作の特徴で、痛いほどに感情を揺さぶるハードなドラマで観る者を引き込んでいく。

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デアデビル vs キングピン——因縁の対決

キングピンなくしてデアデビルなしといっても過言ではないほど、デアデビルのヒーロー性を語る上で欠かすことができないのがキングピンの存在。本作ではキングピンという犯罪王の名を捨てて市長として君臨するフィスクと、デアデビルというヒーローではなく弁護士としての奉仕に専念するマットが描かれる。

ニューヨークを愛し、より良い場所にしたいという思いは同じはずなのに、決して手を取り合うことができないのは、互いが思う正義があまりにも違うから。単なる善悪の戦いではなく、異なる正義のぶつかり合いだからこそ、見る側も善悪を分かつものは一体何なのか? 真の救世主とは何なのかを考えさせられる。

支配と秩序が表裏一体であることの危うさに葛藤するマットに対し、支配こそ秩序と考えるフィスク。強固な秩序のためなら混乱を生み出すことも厭わない考えのフィスクを前に、マットがどのような行動をとるのか試されることに。

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もちろんハードなアクションはみどころだが、そのバトルシーンを通して見えてくるマットが抱える闇や内なる暴力性、人間臭さや葛藤にこそ真のメッセージが。これほどまでにヒーローの闇の部分に迫った作品はなかなかない。

さらにフィスクの妻バネッサの物語を通してフィスクの内面に迫っている点もポイント。フィスクとバネッサが二人揃ってカップルセラピーに参加し、すれ違いの穴を埋めようとする姿はこれまで見ることができなかったもので、愛に飢えるフィスクを目の当たりにすることになる。

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法と闇の境界線—— 息をのむスリリングな法廷劇

弁護士としてのマットの活躍が堪能できるのも本作の魅力。警官殺しの罪に問われる男ヘクター・アラヤの裁判では、陪審員の心を掴もうと検察側と弁護側で心理的な駆け引きが展開。

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警察内に蔓延る汚職が立ちはだかるが、対抗策としてマットが使った奥の手から、ヒーロー論にも迫る白熱した議論が飛び交うように。まるで陪審員になったかのような感覚を味わいながら、倫理観を問われるスリリングな法廷劇は、数々のリーガルドラマを見てきた海外ドラマファンも唸らせることだろう。

弁護士のマットを支える仲間にはフランクリン・“フォギー”・ネルソン(エルデン・ヘンソン)やカレン・ペイジ(デボラ・アン・ウォール)といった仲間が登場してきたが、本作では新たに『グッド・ファイト』のニッキー・M・ジェームズ演じるキルスティンや『HOMELAND』のクラーク・ジョンソン演じるチェリーといったキャラクターが登場。

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キルスティンとマットの戦友のような信頼関係は『SUITS/スーツ』のジェシカとハーヴィーを彷彿とさせるものがあり、元警官のチェリーも含め同じ正義を信じる三人のチームワークに胸が熱くなる。

さらにマットの新たなデート相手として『スター・ウォーズ:アコライト』のマルガリータ・レヴィエヴァ演じるヘザー・グレンも参戦。マットとフィスクをつなぐ新たな接点になるヘザーにどのようなストーリーが待ち受けているのかも注目だ。

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さらにパニッシャーことフランク・キャッスル(ジョン・バーンサル)やブルズアイことベンジャミン・ポインデクスター(ウィルソン・ベセル)といったキャラクターもカムバック。

暴力と血にまみれた男たちによってマットの正義感は崩壊してしまうのか? それぞれにドラマを抱えたキャラクターと共にマット・マードックの苦悩や葛藤に迫る本作は、過去作を見ていなくても問題なし。むしろ二つの顔をもつ男マット・マードックを主人公にしたハードコアドラマとしてぜひ楽しんでほしい。

(文/KanaKo)

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