マーベルスター、性の知識がなかった子役時代の『SATC』出演を振り返る

マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズやマーベルドラマ『ワンダヴィジョン』にジェーン(ナタリー・ポートマン)の助手ダーシー役で出演するカット・デニングス。子役出身の彼女が、キャリア初期に『SEX AND THE CITY』に参加した当時を振り返った。米Deadlineが伝えている。

サマンサも驚く早熟少女を演じるも、番組未視聴

1986年生まれのカットにとって俳優デビュー作となったのが『SEX AND THE CITY』。2000年に放送されたシーズン3第15話「“大人の女”の条件」に14歳で登場した時の彼女の役柄は、サマンサの依頼人ジェニー・ブライアー。レストラン王の娘である13歳のジェニーは、大金をかけた自身のパーティのPRをサマンサに依頼する。

SEX AND THE CITY

大人の女性向けコラムを書くキャリーを師と仰ぐジェニーは、「自分のパーティの後で5人いるアイドルグループのうち少なくとも3人と寝たい」と同世代の友人に語り、その発言を耳にしたサマンサがそういうことはまだ早すぎるのではと心配すると「12歳の時からフェラやってる」と告げるほど性的に早熟した少女だった。しかし、演じたカット自身は当時ほとんど性の知識がなかったようだ。

ケーブルチャンネルの米HBOで18歳以上対象作品として放送されていた『SEX AND THE CITY』。「子どもの頃、『SEX AND THE CITY』は見させてもらえなかった。家族はその当時、ケーブルチャンネル自体加入していなかったし。だから、あの番組が何なのかまったく知らなかったの。オーディションを受けた時、“変な番組の変な番組名”と内心思ってた。オーディションが終わって電車で帰る時、電車の窓から『SEX AND THE CITY』の広告が大きく向かいのビルに貼り出されているのを目にして驚いたのを覚えてるわ」と、トーク番組に出演したカットは当時を回想。

番組の内容もそのタイトルの意味も分かっていなかったカットだが、人気ドラマに出た影響は大きかったようだ。「同作出演後は、例えばペンシルベニアにあるGAP店に入ったりすると、周りの人が“なんてこと! ジェニー・ブライアーよ! 社員割引を適用してあげましょう”って感じで、本当に値引きしてもらえたわ」

『SEX AND THE CITY』全6シーズンと続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』シーズン1~2はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline