第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞した映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』が1月31日(金)より、TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
この度、第82回ゴールデングローブ賞映画部門 助演男優賞の受賞を祝して、本作プロデューサーのエマ・ストーンが作品の魅力を明かす特別スポット映像が解禁!
『リアル・ペイン〜心の旅〜』
本作で監督、脚本、製作を務め、さらに主人公デヴィッドを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』で俳優としてブレイク、『僕らの世界が交わるまで』で監督デビューを果たし、世界から高評価を受けたジェシー・アイゼンバーグ。
前作に引き続き、エマ・ストーンがプロデューサーとしても名を連ねる中、W主演として、デヴィッドの従兄弟であるベンジー役を『メディア王〜華麗なる一族〜』で2024年のゴールデングローブ賞、エミー賞をW受賞したキーラン・カルキンが演じ、本作でも神がかり的演技を披露。その他、ウィル・シャープ、ジェニファー・グレイら、新旧注目の共演陣が脇を固める新世代の心揺さぶるロードムービーが誕生した。
第82回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、脚本賞(ジェシー・アイゼンバーグ)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門:ジェシー・アイゼンバーグ)、助演男優賞(キーラン・カルキン)の合計4部門でノミネートされ、キーラン・カルキンが映画部門 助演男優賞の受賞を果たした。いま、数々の賞レースで大きな存在感を放つ本作は、本年度アカデミー賞でも最有力候補として注目を集めている。
俳優としては『ソーシャル・ネットワーク』(10)でブレイクし、以降も独自のフィルモグラフィを積み上げて、2022年『僕らの世界が交わるまで』で満を持して監督デビューを果たしたジェシー・アイゼンバーグ。本作が長編映画の監督2本目となる中で、監督だけに留まらず、製作・脚本・出演という一人4役の大仕事で完璧な手腕を発揮。
全米での大ヒットはもちろん、第40回サンダンス映画祭でのウォルド・ソルト脚本賞受賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のトップ10映画、アメリカ映画協会賞での作品賞トップ10にも選ばれ、加えて、アカデミー賞前哨戦と言われるゴールデングローブ賞でも、自身の主演男優賞・作品賞・脚本賞の3部門でノミネートを果たし、さらにキーラン・カルキンの演技は神がかり的と称され、世界中で絶賛の声が続出。NY映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で助演男優賞を獲得しただけでなく、2年連続でゴールデングローブ賞受賞(※1)を達成、今が旬の俳優として確かな実力を見せつけている。
(※1キーランは『メディア王〜華麗なる一族〜』で第81回ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞)
アカデミー賞ノミネートにも大きな期待が寄せられ、本年度の賞レースで話題を集める本作には、前作『僕らの世界が交わるまで』に引き続き、エマ・ストーンがプロデューサーとして参加している。ストーンが夫のデイヴ・マッカリーらと設立した製作会社「フルーツ・ツリー」は彼を全面的にバックアップ。「フルーツ・ツリー」製作による初の映画が『僕らの世界が交わるまで』でもあるのだ。
エマ・ストーン、プロデューサーとしても活躍
解禁された映像内、ストーンは「『リアル・ペイン』はデヴィッドとベンジー二人のいとこの話なの。デヴィッドは自分の人生はうまく行ってると思ってる。でもベンジーと一緒にいると彼の確信が揺らぐの。この映画は家族と愛、そして私たちをより近づける人間関係を描いているの」と明かしており、前作に続き、本作も間違いなく人の心を動かす傑作となることを確信していた様子でアイゼンバーグが手掛ける作品の魅力を熱弁。
ストーンの心を射止め続けるアイゼンバーグは当初、ベンジー役を演じることに興味を持っていたというが、デヴィッド役での出演を勧めたのもストーンだったとかで、そのアドバイスに従ったアイゼンバーグは、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にもノミネートされた。俳優としてトップクラスの実力があるだけでなく、プロデューサーとして、抜群の先見の明を持つことも明らかとなったストーン。
アイゼンバーグとは、『ゾンビランド』シリーズで共演、互いに信頼を寄せる友人でもある間柄で、本作に引き続き、アイゼンバーグ監督の3作目でもタッグを組むことが決まっている。映画界で唯一無二の存在感を放ち、オスカー女優として、そしてプロデューサーとして輝き続けるエマ・ストーン。彼女を魅了して止まないアイゼンバーグの才能が凝縮された本作を、ぜひスクリーンで堪能して欲しい。
本作は、かつて兄弟同然に育ち、近年は疎遠になってしまった従兄弟のデヴィッドとベンジーが数年ぶりに再会、亡くなった最愛の祖母を偲ぶため、彼女の故郷ポーランドを旅する姿を描いたロードムービー。ツアー旅行に参加し、目的地であるマイダネク(ナチス・ドイツが設置した強制収容所の一つ。現在は跡地として見学が可能)へ向かう道中、ポーランドの様々な地をめぐる中で、人々と触れ合い、家族のルーツやそれぞれの人生の葛藤と向き合っていく2人。ショパンの名曲に彩られたポーランドの美しい国土の旅の先で気づく、人の笑顔の裏側にある、“リアル・ペイン(本当の痛み)” とは…?ときにユーモラスでありながらも、心揺さぶられる新たなロードムービーの傑作が誕生した。
日本公開は、1月31日(金)より、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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