デヴィッド・リンチ監督『ブルーベルベット』4Kリマスター版で公開決定

デヴィッド・リンチ監督が悪夢的センスを開花させ、その名を世界に轟かせ不動のものにした代表作『ブルーベルベット』が4Kリマスター版になり2025年2月7日(金)より新宿シネマカリテにて限定公開されることが決定! この度、公開決定に併せてキービジュアルと場面写真7点が解禁となった。

また、本作の配給をヴィンテージTシャツの販売も知られるweberが行い、劇場限定デザインのTシャツを販売することも決定!

『ブルーベルベット』概要

彼女の甘い歌声が誘う蠱惑の悪夢

美しい田舎町ランバートン。平凡な大学生のジェフリーは、急病で倒れた父を病院に見舞った帰り道、家の近くの草むらで切断された人間の片耳を拾う。父親の友人であるウィリアムズ刑事に耳を届けたときに「この件には、これ以上深入りしないように」と忠告されるが、刑事の娘サンディから「キャバレーの女性歌手ドロシーが関わっているらしい」と聞く。異様な体験に強く魅了されたジェフリーは、真相を追って手がかりを探しにドロシーの留守宅にこっそりと忍び込み、犯罪と暴力、倒錯した愛欲が渦巻くアブノーマルな夜の世界へと迷い込んでいく。

鮮烈なエロスとバイオレンス、深い陶酔へ導くフェティッシュな映像美。鬼才デヴィッド・リンチ監督が悪夢的センスを開花させ、その名を不動のものとした代表作。好奇心から禁断の扉を開く無垢な主人公に『ツイン・ピークス』のカイル・マクラクラン、妖艶なイザベラ・ロッセリーニと怪優デニス・ホッパーが歪んだ退廃を体現する。

60年代のヒット曲「ブルーベルベット」の甘い歌声が誘うブリリアントな悪夢。世界中を震撼させた衝撃のネオノワール・サスペンス。アメリカでの1986年の公開時には、アートフィルムとしては異例のヒットを記録。全米映画批評家協会の最優秀作品賞を受賞したほか、アカデミー賞®︎では監督賞にノミネートされるなど各国の映画祭で注目を浴び、まさに”デヴィッド・リンチ”の名を世界に轟かせた一本である。

『ブルーベルベット 4Kリマスター版』を皮切りに配給事業への参入を決めたのは、新旧問わず映画ファンの心を鷲掴みにするヴィンテージTシャツの販売で知られるweber。今後も「独自の視点でセレクトした映画を劇場公開する」とのコメントが寄せられている。また、今回の上映時は劇場限定デザインのTシャツを販売することが決定した。(デザイン等は後日発表)

weberから配給事業開始のコメント

weberスタート当初から映画のヴィンテージTシャツの品揃えは私たちの特徴の一つでした。それは映画が昔から好きだったからです。そして、これから新たに映画の配給事業をスタートします。

weberが独自の視点でセレクトした映画を劇場公開する新しい試みです。(2025年には2作品の公開を予定)第一弾は、2月7日公開『Blue Velvet』。"カルト"の帝王の異名を持つDavid Lynch監督の独特の世界観を是非スクリーンでご覧いただければと思います。上映に合わせて「weber」と同じく映画好きで知られる「DAIRIKU」によるBlue Velvetとのコラボレーション商品も販売いたします。weberはこれまでも、これからも自分たちの本当に"好き"なことだけを追求して活動していきます。

(海外ドラマNAVI)

Photo:BLUE VELVET ©1986 Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.