大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン2には「キャロルの書」というサブタイトルが付いているが、新シーズンではキャロル役のメリッサ・マクブライドが提案したアイデアが反映され、ストーリー作りに貢献したという。
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キャロルのトラウマを掘り下げる
『~ダリル・ディクソン』にキャストとして名を連ねるだけでなく製作総指揮も務めるメリッサが提案したアイデアとは、本家シリーズのシーズン2でキャロルの娘ソフィアがウォーカーに転化するシーンまで時間を遡り、キャロルが体験したトラウマや悲しみを掘り下げるというものだ。
米Entertainment Weeklyのインタビューでチーフ・コンテンツ・オフィサーのスコット・M・ギンプルが、「そのアイデアに火を点けたのはメリッサでした」と回顧。ロケ地に向かう車内でメリッサが、キャロルの物語を広げていく夢や希望について語ったそうだ。
さらに、ショーランナーを務めるデヴィッド・ザベルがメリッサに、「番組で探求すべきことは何だと思う?」と質問したところ、メリッサはキャロルには過去のトラウマと消化されていない悲しみが蓄積されていて、本家ではそのトラウマや悲しみを消化して、乗り越えるための十分な時間やスペースがなかったと感じていたと答えたとのこと。
そんなザベルの証言に同調したメリッサは、「本家でキャロルのストーリーを十二分に語ることはできませんでしたが、スピンオフ(『~ダリル・ディクソン』)ではその多くに触れています。私は、かなり意見を述べましたよ」と説明。さらに、「キャロルは特にソフィアのことで、悲しみと向き合う時間が多くありました。私が一番関心を持って取り組んだのは、生存者が抱く罪悪感という未解決の感情だったんです」と続けている。
本家シリーズは登場人物が非常に多く、一人ひとりの背景や内面を掘り下げる時間の余裕がなかったことは明らかだ。その代わりに『~ダリル・ディクソン』では、ダリルやキャロルに十分なスポットライトが当てられるため、より深く視聴者は感情移入できるのではないだろうか。キャロルの悲しみや罪悪感といった感情や内面が掘り下げられるシーズン2では、キャロルが主役と言っても過言ではないかもしれない。
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン シーズン2 -キャロルの書-』は、U-NEXTにて9月30日(月)より配信中。それに合わせて、シーズン1(全6話)が期間限定で無料公開となる。(海外ドラマNAVI)
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