『NCIS』前日譚の若きギブス役に、あのDCスターも挑戦していた！

『SUITS／スーツ』のスピンオフ『Suits：L.A.（原題）』で主演を務めることが話題を呼んでいる『ARROW／アロー』のスティーヴン・アメルが『NCIS』前日譚のオーディションに挑戦していたことを明かしたとTV lineが伝えている。

最高のフィードバックをもらったのに…

米NBCで製作中の『SUITS／スーツ』のスピンオフ『Suits：L.A.』で主演を務めることが注目を集めているスティーヴン・アメルだが、もしかしたら違う作品で主演を務めることになっていたかたもしれない。

ポッドキャスト番組『Inside of You With Michael Rosenbaum（原題）』に出演したスティーヴンは『Suits：L.A.』に挑戦するたった2日前に米CBSの『NCIS』前日譚シリーズ『NCIS：Origins（原題）』のオーディションを受けていたことを明かした。

「あの週に実際に集中していたのは、水曜日にあった『NCIS：Origins』のオーディションだった」と当時を振り返るスティーヴン。「リロイ・ジェスロ・ギブスの若いバージョンを演じるものだった。結局その役はオースティン・ストウェルに決まったけど」という彼は久しぶりの放送局作品に期待していたそう。

「オーディションはこれ以上ないほどうまくいったと思ってた。最高のフィードバックをもらったんだ」と自信があったと明かすスティーヴンだが、結果として実らず激しく落ち込んだのだとか。「木曜日午後、ただ良いフィードバックをもらったっていうだけではなくて“これは前進するぞ”っていうような良い感覚があった後に突然すべて消えた。まるで誰かがどこかで、僕をブロックしているようだった。何が起きているのかわからなくて、ものすごくイライラしたよ」

その翌日の金曜日に『Suits：L.A.』のオーディションに参加。辛い一週間だったこともあり、激しい苛立ちを抱えた状態だったがこうした感情を演技に落とし込むことに集中したそう。「一切怖いもの知らずの状態でオーディション会場に入った」「他の人よりもより自由で自発的にな感じを意識したんだ。だって弁護士の役だから。この男はこの部屋で一番頭がいい男でいるべき。でも同時にみんなものすごく堅い感じでやるだろうと気がついた。だからちょっと楽しみをいれようと思って」

こうして『Suits:：L.A.』で主演テッド・ブラック役を獲得。スティーヴンいわく「第1話の終わりに最高のフックがある」とのこと。「振り返ってみれば、僕はしかるべき仕事を得ることができた。すべての物事が起きるのには理由がある」と話しており、新たな主演作を誇りに思っているようだ。

『NCIS: Origins』は、米CBSにて10月14日（月）より放送開始。『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン1～20はHulu、U-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）