Netflixが『One Tree Hill』続編制作へ。続投するのは?

米CW系列で2003年から2012年まで9シーズンにわたって続いた青春ドラマ『One Tree Hill』が、終了から10年以上経ったこの度、Netflixで復活するという。米Deadlineなど複数のメディアが伝えた。

ペイトンとブルックがティーンの子どものママに!?

情報源によれば、続編ドラマに当たるこの新作には、シリーズ当初から出演していたヒラリー・バートン(ペイトン・ソーヤー役)とソフィア・ブッシュ(ブルック・デーヴィス役)のほか、シーズン3から参加したダニール・アクレス(レイチェル・ガッティーナ)が製作総指揮として加わる。出演に関しては、ヒラリーとソフィアが確定で、ダニールは交渉中とのこと。この3人以外のキャストが関わるのかは不明だが、チャド・マイケル・マーレイ(ルーカス“ルーク”・スコット役)は参加しない見込みだと言われている。

続編の舞台は本家から20年後で、今ではともにティーンの子どもを持つ母親となった親友同士のペイトンとブルックが、愛や危険、深い悲しみに立ち向かうことになるようだ。

脚本を手掛けるのはベッキー・ハートマン=エドワーズ(『ピッチ 彼女のメジャーリーグ』『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』)。本家のクリエイターであったマーク・シュワーンは関わらないと報じられている。ダニールの夫であるジェンセン・アクレス(『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』)も製作総指揮に名を連ねる模様。

ヒラリーは今回の報道に先がけて、自身のInstagramに自分とソフィアが一緒に写った近影と『One Tree Hill』で自身が演じたペイトンが写っている場面写真を掲載。「もしもあの場所に戻れるならどうする?」という前振りに続いて、『One Tree Hill』ファンに向けて、同作が新たな形でよみがえる可能性を示唆し、実現に向けて協力してほしいと呼びかけていた。

Netflixはかつて、同じくCW系列作品だった『ギルモア・ガールズ』の後日譚を、『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』という全4話のリミテッドシリーズとして復活させている。シリーズ制作がまだ決まっていない『One Tree Hill』は、それに続くことができるだろうか。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline米Entertainment Weekly

Photo:『One Tree Hill』© Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.