映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフドラマ『THE PENGUINーザ・ペンギンー』が、U-NEXTにて米国同時となる9月20日(金)より配信される。映画版でブルース・ウェイン/バットマン役を演じたロバート・パティンソンが同シリーズに登場しない理由をショーランナー、ローレン・ルフランが明かしている。
バットマンとは視点が違う
『ザ・ペンギン』は、『ザ・バットマン』の悪役オズ・コブ(通称「ペンギン」)がゴッサムシティの裏社会を牛耳ろうと画策するストーリーが全8話で展開される。今回、物語の主軸として描かれるペンギン役をコリン・ファレルが再演し、映画版を手がけたマット・リーブス監督が製作総指揮としてカムバック。しかしバットマン役のロバート・パティンソンは登場しないという。その理由についてルフランは以下のように語った。
「バットマンを登場させたいと思う人の気持ちや、バットマンが登場しないとパンチがないと思う人の気持ちも理解できます」と前置きしつつも、「私にとっては、バットマンは別のパンチがあると思うんです。マットの映画はバットマンのレンズを通しているので、高いところから街を見下ろしています。視点が違うんです。オズの場合は、街中にいて、砂や泥や汚れの中にいるんです。彼は上を見上げていて、頂点を目指しています」と話した。
ルフランはまた、『ザ・ペンギン』を「一味違う体験」と表現し、「ゴッサムは十分に興味深い街だと思うので、その中でもっと多くの扉を開けて、私たちがどう思うかを見る価値があると思います」と続けた。
製作総指揮を務めたリーヴスは、「根本的な何かが欠けているような気はしないです」とファンの不安を和らげるように話す。「すでにある物語の延長線上にあるんです。これがバットマンの世界だということはわかっていて、その中で違う路地を行くんです。バットマンの亡霊がそこにいて、リドラーの亡霊もいる。映画版で起こったことすべての面影があり、それらが本シリーズに影響を与えているんです。そして、そこがまさに私たちが新しい物語を始める場所なのです」
リーヴス監督は、ロバートがバットマン役を再演する2026年公開予定の『ザ・バットマン』続編映画にも現在取り組んでいる。『ザ・バットマン』は、U-NEXTで配信中だ。
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