Netflixの大ヒットSFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の生みの親であるマット&ロス・ダファー兄弟が、新たなホラードラマを手掛けることが分かった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。
捻れていて恐ろしく面白いストーリー
ダファー兄弟が製作総指揮として関わるのは、Netflixが製作を決定した『Something Very Bad Is Going to Happen(原題)』。恐ろしい運命の結婚式に臨む花嫁と花婿の姿を追う内容になるという。製作総指揮には『キリング・イヴ/Killing Eve』のヒラリー・リーヴィット、『トランスペアレント』のアンドレア・スパーリングも名を連ねる。
クリエイター・ショーランナー・製作総指揮を務めるのはヘイリー・Z・ボストン。『ブランニュー・チェリーフレーバー』『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』『ナチ・ハンターズ』といったドラマの脚本に関わってきた29歳の新鋭だ。
Duffer Brothers to Produce Netflix Horror Series 'Something Very Bad Is Going To Happen' From Haley Z. Boston https://t.co/sAMZBrwUJ2
— Variety (@Variety) July 16, 2024
そんなボストンをダファー兄弟は称賛。「ヘイリーの脚本を初めて読んだ時は驚愕しました。彼女は独自の声を持つ新たな才能であり、紡ぎ出されるストーリーは捻れていて恐ろしく面白い…まさにヘイリーらしい内容です。彼女の初めての番組をプロデュースできるなんて有難いですし、彼女のビジョンを世界中と共有できるのを楽しみにしています」
また、Netflixの米国およびカナダの脚本付きシリーズ担当である副社長のピーター・フリードランダーは、「マット、ロス、ヒラリーと再び組めることを大変嬉しく思います。ヘイリーのユニークで魅力的なビジョンを通じて、この予期不可能でゾクゾクするようなストーリーを描けることにワクワクしています」と述べている。
舞台裏を映した映像が公開され、新キャストが発表されたばかりの『ストレンジャー・シングス』は、最終章となるシーズン5は2025年より配信予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ストレンジャー・シングス 未知の世界』Courtesy of Netflix