ベネディクト・カンバーバッチ、『リプリー』アンドリュー・スコットを称賛「彼は並外れた人物」

英人気ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』に主演したベネディクト・カンバーバッチが、本シリーズで宿敵ジェームズ・モリアーティを演じたアンドリュー・スコットについて、Netflixのリミテッドシリーズ『リプリー』の演技を称賛している。

ベネディクト・カンバーバッチ「彼が僕の友人で、彼を応援していると言えるのが本当に嬉しい」

モノクロで描かれる『リプリー』は、パトリシア・ハイスミスの小説「太陽がいっぱい」のドラマ版。貧しい青年トム・リプリーが富豪の友人を殺害して彼に成りすまし、財産を奪うために立てた緻密な計画の顛末が描かれる。

Netflixの新作ドラマ『エリック』のUKプレミアに登場したベネディクトが、英virginradioの取材で「最近、観賞した作品は何ですか?」と質問され、「もちろん、『リプリー』だよ」と即答。

「親愛なる友人のアンドリューが出演しているからね。それに、いつも彼の芸術性に驚かされるし、常に彼を見て学んでいます。彼が僕の友人で、彼を応援していると言えるのが本当に嬉しいですね。ただもう、彼は並外れた人物なんです」と絶賛した。

『SHERLOCK』の出演でブレイクを果たしたベネディクトとアンドリューは、次々に大作や話題作に出演を重ね、二人のキャリアは大きく飛躍。ベネディクトは『ドクター・ストレンジ』でマーベル入り。スーパーヒーロー・ジャンルへ進出する傍ら、芸術性の高い作品にも数多く出演。『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』では、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

対するアンドリューは、『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』『Fleabag フリーバッグ』などのドラマシリーズを経て、アカデミー賞作品賞候補となった『1917 命をかけた伝令』に重要な役で出演。英国インディペンデント映画賞で最多7冠に輝いた主演映画『異人たち』の演技が絶賛され、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している。

『SHERLOCK/シャーロック』

『SHERLOCK』シーズン5については、クリエイターが実現を望んでいるものの、キャストのスケジュールを合わせるのが最大の難関となっている模様。いつの日か、ベネディクトとアンドリューの再共演が実現することを期待したい。

アンドリュー主演の『リプリー』はNetflixにて配信中。ベネディクトが主演する異色ドラマ『エリック』は、5月30日(木)より配信スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:アンドリュー・スコット:James Warren/Famous ベネディクト・カンバーバッチ:babiradpicture - abp 『SHERLOCK/シャーロック』© Hartswood Films