『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフ、『ブラック・ミラー』の傑作エピソードを手掛けた名監督を起用!

米HBOの大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚スピンオフに、Netflix『ブラック・ミラー』の人気エピソードを担当した監督が抜擢された。

傑作エピソードを手掛けた名監督

『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者ジョージ・R・R・マーティンの中編小説「ダンクとエッグの物語」をもとに、本家の約100年前を舞台にした『A Knight of the Seven Kingdoms(仮題)』で、主役コンビを務める二人は先日発表されたばかり。

この度、Netflixの大ヒットSFアンソロジーシリーズ『ブラック・ミラー』の計3話でメガホンをとったオーウェン・ハリスが本作で監督を務めることが明らかになった。

テクノロジー社会への強烈な風刺やディストピアな世界観で知られる同シリーズだが、彼が監督を務めたエピソードの一つ、シーズン3第4話「サン・ジュニペロ」は、女性同士の時代を超えたロマンスを軸に、仮想空間と命の尊厳を描いた異色の傑作エピソードとして高く評価されている。

ハリスは、この新スピンオフに製作総指揮としては名を連ねていたが、今回、最初の3エピソードの監督とシリーズ全体の演出を兼任することになった。

これまでにハリスは、『ブラック・ミラー』のほか、ジョーダン・ピール(『ゲット・アウト』)がクリエイターを務めたリバイバル版『トワイライト・ゾーン』、『トロイ伝説:ある都市の陥落』や『BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド』、『Mrs. Davis(原題)』などで監督を務めている。

本家よりも短い全6話構成に

さらに、本作のエピソード数も明らかになり、シーズン1は全6話で構成されるという。『ゲーム・オブ・スローンズ』とスピンオフ第1弾『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のシーズン1(各10話)よりも短いシリーズとなる。本作は、ジョージ・R・R・マーティンの900ページにも及ぶ大作小説のひとつではなく、160ページの中編小説のドラマ化であることを考えると、このエピソード数は妥当かと思われる。

また、これまでは『A Knight of the Seven Kingdoms: The Hedge Knight』と呼ばれていた同シリーズだが、現状では『A Knight of the Seven Kingdoms』と呼ばれることになったようだ。このタイトルは必ずしも最終的なものではなく、引き続き仮のタイトルとなる。

『ゲーム・オブ・スローンズ』、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』©2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.