本日より東京都のヴァニラ画廊にて「シリアルキラー展2024」が開催される。これにちなんで、今回はシリアルキラーを題材にした海外ドラマとドキュメンタリーを紹介する。
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ジェフリー・ダーマー／『ダーマー モンスター：ジェフリー・ダーマーの物語』
“ミルウォーキーの食人鬼”の異名を持つ連続殺人鬼ジェフリー・ダーマーを描くNetflixのリミテッドシリーズ。ダーマーを演じたのは、『アメリカン・ホラー・ストーリー』のエヴァン・ピーターズ。
ダーマーの犠牲者の視点で綴られ、地元警察の無能さと無関心により、ウィスコンシン州の住民が数年にわたる連続殺人事件の犠牲になった点も描かれている。
『ダーマー モンスター：ジェフリー・ダーマーの物語』はNetflixで配信中。
イアン・ブレイディ＆マイラ・ヒンドリー／『悪から目を背けて～英国最凶ムーアズ事件』
1960年代のイギリスで最凶のカップル、イアン・ブレイディとマイラ・ヒンドリーが引き起こした「ムーアズ事件」を、妹夫婦の視点から描く。
2年間に及ぶ調査、および、刑事と裁判傍聴者へのインタビューを基に、事件の真相に迫っている。出演はジョアンヌ・フロガット（『ダウントン・アビー』）、マキシン・ピーク（『Silk 王室弁護士マーサ・コステロ』）ら。
『悪から目を背けて～英国最凶ムーアズ事件』は残念ながら、現在日本の動画配信サービスでは配信されていない。
デニス・ニルセン／『デス』
英ITVで放送された『デス（原題：Des）』は、連続殺人犯デニス・ニルセンを描く全3話のシリーズ。1983年を舞台に、警察が逮捕したデニスを取り調べながら真相に迫っていく。デニスを演じるのは『ドクター・フー』や『グッド・オーメンズ』などでおなじみのデイヴィッド・テナント。
残念ながら、こちらも現在日本の動画配信サービスでは配信されていない。
チャールズ・マンソンなど／『マインドハンター』
デヴィッド・フィンチャーが監督・製作総指揮を務める『マインドハンター』は、シリアルキラーへの取材を基に、プロファイリングによる捜査を確立しようとしたFBI捜査官たちを描く犯罪ドラマ。
実在のFBI捜査官ジョン・ダグラスをモデルにしたホールデン・フォードが主人公。チャールズ・マンソンやデビッド・バーコウィッツ、リチャード・スペック、エドモント・ケンパーなど、実在のシリアルキラーが多数登場する。
る『マインドハンター』シーズン1～2はNetflixで配信中。
【番外編】ドキュメンタリー『ファースト・ブラッド -連続殺人鬼最初の事件-』
アイリーン・ウォーノスやロバート・ハンセンなど、凶悪な連続殺人犯に迫るドキュメンタリー。1エピソードあたり約40分なので、気になるシリアルキラーの回だけを視聴してみてもよさそうだ。
『ファースト・ブラッド -連続殺人鬼最初の事件-』はAmazon Prime Video、U-NEXT、Huluなどで配信中。
