タロン・エジャトン主演、放火魔を追うApple TV+新作ドラマの追加キャストが決定

実話を基にしたApple TV+のリミテッドリシリーズ『ブラック・バード』に主演したタロン・エジャトンが、同ストリーミングサービスと再タッグを組むドラマ『Firebug(原題)』に出演する追加キャストが決定した。米Deadlineが報じている。

放火事件を捜査する側に実は…

2022年12月に第一報が報じられた本企画は、アメリカ北西部を舞台に、問題を抱えた刑事ミシェルと謎めいた放火専門の捜査官が、二人の連続放火魔を追い詰めていく作品。フィクションだが、米Truth Mediaのポッドキャスト番組で紹介された、実際に起きた事件に着想を得ている。

ポッドキャストで取り上げられたジョン・レオナルド・オアは、消防士から放火専門の捜査官に転身し、南カリフォルニアのグレンデール消防署に勤めていた人物。しかし、そんな肩書を持つオアの正体は、1980年代から1990年代にかけてカリフォルニア全土で多発した大規模な火災を引き起こした放火魔だった…。それらの火災により、数千万ドルの損害と4人の死者が出たという。

タロンがオアをモデルにした放火専門の捜査官役で主演し、問題を抱えた刑事ミシェル役にキャスティングされたのは、『トゥルーブラッド』『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』で知られるジャーニー・スモレット。ジャーニーは近年、DC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』で主要キャラクターのブラックキャナリーを演じ、『マイティ・ソー』シリーズで知られるクリス・ヘムズワース主演映画『スパイダーヘッド』などにも出演と、ビッグスクリーンでも活躍している。

脚本を手掛けるのは、ミステリー小説家として知られ、『ブラック・バード』でもタロンと組んだデニス・ルへイン。タロンとルへインは、同作で一緒に仕事をしたリチャード・プレプラー、ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマスとともに製作総指揮も兼任する。

タロンとジャーニーの共演に期待したい『Firebug(原題)』の配信時期などが分かり次第、続報をお伝えしたい。

『ブラック・バード』はApple TV+にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline米Deadline

Photo:タロン・エジャトン ©James Warren/Famous/ジャーニー・スモレット ©NYPW/FAMOUS