【ネタバレ】『ウォーキング・デッド』スピンオフ第1話のラストをミショーンが説明

ゾンビがはびこる世界でのサバイバルを描いた大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の新たなスピンオフ『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』。第1話「橋の事件から5年後」がついにリリースされたが、そのラストの展開を出演者が語った。米Entertainment Weeklyが報じている。(※本記事は、第1話「橋の事件から5年後」のネタバレを含みますのでご注意ください)

1話目でいきなりの再会となった意図とは?

全6話の本作は、本家のシーズン9で行方不明になったリック・グライムズ(アンドリュー・リンカーン)とミショーン(ダナイ・グリラ)のラブストーリーになると言われていた。長い間離れ離れになっていた彼らが再び会えるまでにはある程度の時間を要するだろうと思われたが、予想に反して二人は第1話のラストで再会する。なぜ二人をこんなにも早く引き合わせたのだろうか?

ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ

本家に続いてミショーンを演じ、本作ではアンドリューとともにストーリーにも関わったダナイは、その理由について以下のように説明する。「物語の核心に触れなければならなかったからです。離れていた時間によって明らかに変わってしまった二人が再び一緒になったらどうなるのか? 彼らの間にはCRM(市民共同体軍)という巨大な障壁があるのです。では、どうやってそれを乗り越えるのか? 今後二人はどうなるのか? 二人を再会させなければ、それらは描けないのです」

そしてショーランナーのスコット・M・ギンプルは、「二人は再会したかもしれませんが、まだそれぞれが自分自身を探している最中でもあります。離れていた時間を経て、彼らの関係がどうなるのかも分かっていません」と指摘する。「二人はお互いに昔に比べて、まるで別人のようになっています。視聴者が最後に彼らを見た時とも、彼らが最後にお互いを見た時とも違う、以前とはまったく別の人間なんです」

そんな二人が巡り合った今、そもそもよりを戻すことができるのか、よりを戻すとしたら、どのようなものになるのかという物語が始まる。ギンプル、アンドリュー、ダナイの3人は本作のプレミア上映会で、二人がこんなにも早く顔を合わせるとは思っていなかったファンの驚く様を目にするのが楽しいようだ。

「観客が、“もうミショーンが出てきた!!”という事実にドッキリするのを見るのが大好きなんです」とダナイは言う。「(再会する直前の)リックは現状を受け入れ、もう抗うことなくCRMに留まろうとしている、“かつてのリックはもういないんだ”と誰もが思うでしょう。その次の瞬間、リックはミショーンに見つけてもらいます。私にとっては、それこそがドラマなんです。そういう意識が、二人を再会させるという決断の背景にあったと思います」

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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