米CBSにて2月15日(木)より放送されているシーズン7をもって幕を下ろす『ヤング・シェルドン』。人気シリーズとして結果を残しながら、なぜ終了することになったのかについて、製作総指揮が語っている。米Deadlineが伝えた。
14歳のシェルドンに訪れる大きな変化
『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のメインキャラクター、シェルドン・クーパーの若かりし頃を描くスピンオフとして、本家に続いて人気を博してきた『ヤング・シェルドン』。本作や『グッド・ドクター 名医の条件』『S.W.A.T.』といった人気シリーズが揃って7年目で終了する理由については過去にも情報筋の情報としてお伝えしていたが、改めて製作総指揮のスティーヴ・ホランドが『ヤング・シェルドン』ならではの理由があると話している。
「シェルドンが14歳の時に、私たちが知っているいくつかの出来事が起こる」と話すホランド。「我々は作品がこの先どんなものになるかについて話し合い、今がこの物語を終わらせるべき時だという結論に至った。14歳の時にシェルドンはカリフォルニア工科大学に入る。絶頂期に力強く終了するのが正しいと思う」と、物語的な都合が最大の理由であると説明している。
「(本家でシェルドンを演じた)ジム(・パーソンズ)のように背が高くてかっこよくなった僕をそのままにしておいてもいいんじゃない?」と語るのはシェルドン役のイアン・アーミテイジだが、そもそも彼がいなければこの作品はなかったかもしれないとクリエイターのチャック・ロリーとスティーヴン・モラロも振り返っているほど、本作に欠かせない存在だ。
ロリーは「8年前にイアンのお母さんがスティーヴンと僕が何気なく書いたシーンを演じるイアンの動画を送ってくれていなければ、僕たちは今ここに座っていなかっただろう。イアンは凄いことを成し遂げた。彼がいなかったら何も進まなかった。『ヤング・シェルドン』のキャスティングは奇跡なんだ」と絶賛している。
シェルドンの父ジョージは、シェルドンが14歳の時に亡くなったことが本家で明かされている。スピンオフで同役を演じるランス・バーバーは、「いつか来るエンディングまで出演し続けたいと初めから祈っていた。ジョージがどうなるかはみんなが知っている。こういうキャラクターを演じることで、そのレガシー、彼の人生がもたらすものを目にすることができる。終わりがすぐに来ると考えたことはないし、それを恐れたこともなかったよ」と話した。
先月には、モンタナ・ジョーダンとエミリー・オスメントが演じるシェルドンの兄ジョージ・“ジョージー”・クーパー・Jrとその婚約者マンディ・マカリスターの二人を主人公にしたスピンオフ制作の話があることも報じられたが、今回ホランドはその件について言及することを避け、次のように話している。「僕たちはこの作品を終わらせようとしている。それこそがまさに僕らが最大限集中していることなんだ」
ロリーはファンが求める形で物語を締めくくりたいと考えているようだが、実際にはどのようなエンディングが用意されるのだろうか?
『ヤング・シェルドン』シーズン1~5はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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