お気に入りのTVドラマで、愛着のわいていたキャラクターが衝撃的な、あるいは悲痛な死を遂げて退場することがある。それは、物語を展開させるために用意される場合もあれば、一方で演じている俳優が望む場合もある（実現した人もいればそうでない人もいる）。
今回は、ドラマの展開に納得できなかった、現場環境に馴染めなかった、他の作品に参加したかった、など様々な理由で自分の役を死なせる展開を望んだ俳優たちをご紹介。
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キャストの降板に対する番組側の最悪の対応【4選】
TVシリーズは長く続けば続くほど、出演俳優の降板を避けられな …
ジェフリー・デマン：『ウォーキング・デッド』（デール役）
デールは、『ウォーキング・デッド』のオリジナルキャラクターの一人。グループの中で理性的に語ることのできる人物だったが、シーズン2でフランク・ダラボンがショーランナーをおりることで事態は一転。デマンは『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』、『マジェスティック』、『ミスト』でダラボンと仕事をし、彼のことを信頼していたため、ダラボンがいないならと降板を決意し、デールを死なせる展開を望んだという。
米Clevelandのインタビューに答えたジェフリーは、デールの死は「フランクが番組から追い出されたことに激怒していた」自分で決めたことであり、プロデューサーに電話をして彼（デール）を殺すように言ったと明かしている。これにより、デールはシーズン2の最後に命を落とすことになった。
ディーン・ノリス：『ブレイキング・バッド』（ハンク・シュレイダー役）
ハンク・シュレイダーは、『ブレイキング・バッド』のオリジナルキャラクターの一人で、主人公ウォルター・ホワイト（ブライアン・クランストン）の義弟の麻薬取締局（DEA）捜査官。2013年に朝の情報番組『CBS This Morning』のインタビューを受けたディーンは、『ブレイキング・バッド』の最終シーズンの前半でハンクを死なせようとしていたが、プロデューサーたちに「最終話まで必要だ」と断られたことを明かした。
ディーンがハンクを殺して欲しいと頼んだ背景には、『アンダー・ザ・ドーム』にキャスティングされたことがあったが、結局のところ彼は最終話の3話前まで出演しており、スケジュール的にも『アンダー・ザ・ドーム』に参加することが可能となった。
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マイロ・ヴィンティミリア：『ギルモア・ガールズ』（ジェス役）
ジェスは、ルーク（スコット・パターソン）の甥っ子で、ローリー・ギルモア（アレクシス・ブレデル）の恋のお相手の一人。『ギルモア・ガールズ』のファンには人気のキャラクターだったが、マイロはジェスの最後は衝撃的かつ血まみれの死を演出して欲しいと頼んだという。
彼が米E！に明かした話によると、ジェスを死なせるためにバスにはねられるか、首の横にナイフが刺さることなどを提案し、それが「クールなんじゃないかと思っていた」のだとか。結局のところ、脚本家たちはマイロのアイディアを採用せず、ジェスはフィラデルフィアへ引っ越し、小さな出版社に入って小説を書く道を歩むことになった。
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T・R・ナイト：『グレイズ・アナトミー』（ジョージ・オマリー役）
ジョージ・オマリーは、主人公メレディス・グレイ（エレン・ポンピオ）とともにシアトル・グレース病院で働くインターンの一人としてデビュー。ジョージは、仕事でも私生活でも苦労し、米軍に入隊して自分の道を見つけたように思えた矢先に、バスに跳ねられそうになっている女性を助けようと重傷を負いこの世を去った。ジョージの悲劇的な死とシリーズからの退場について、T・R・ナイトは「徐々にコミュニケーションが断絶していった」（米Entertainment Weeklyより）結果、クリエイターのションダ・ライムズに降板を求めたことを明かした。
ちなみに、ジョージは同作シーズン17にて久しぶりのカムバックも果たしている。
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ソフィー・ターナー：『ゲーム・オブ・スローンズ』（サンサ・スターク役）
サンサ・スタークは『ゲーム・オブ・スローンズ』の第1話から最終話まで登場し続けたが、それはソフィーが望んだことではなかった。2016年にソフィーが米The Wall Street Journalに明かした話によると、彼女はサンサが生き残ることは望まず、「『ゲーム・オブ・スローンズ』でクールな死のシーンがないのなら何の意味があるのか」と考えていたという。
しかし、製作チームはサンサを死なせてしまうよりもずっと大きな計画を用意しており、最終的に彼女は“北の女王”に即位した。
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参照元：米Screen Rant
（海外ドラマNAVI）
