『TOKYO VICE』シーズン2に登場する新キャラクター、新たな脅威とは?

東京を舞台にした海外ドラマ『TOKYO VICE』のシーズン2に登場する新キャラクターや新たな脅威について、クリエイターと監督が語っている。

シーズン1の謎、伏線は回収される

ジェイク・エーデルスタインの「トウキョウ・バイス:アメリカ人記者の警察回り体験記」を原作にした『TOKYO VICE』は、日本の新聞社に記者として勤務する米国人のジェイク(アンセル・エルゴート)が、東京の裏社会を取材するうちにヤクザに関する衝撃的な情報を掴み、犯罪の世界に深入りしていく姿が描かれる。シーズン1でのジェイクは、ヤクザの各派閥間の微妙なバランスを維持することを信条とする刑事の片桐(渡辺謙)や、ホステスのサマンサ(レイチェル・ケラー)と重要な繋がりを築いた。

米Entertainment WeeklyのインタビューにクリエイターのJ・T・ロジャースと監督のアラン・ポールが応え、「クリフハンガーで終わったシーズン1で残された疑問は、すぐにではないかもしれませんがシーズン2の中で明かされます」と答えた。

シーズン2には長田、葉山という新キャラクターが登場。長田は警察庁の刑事で、片桐のバランス哲学よりも、ヤクザに対して攻撃的なアプローチを取るという。一方の葉山は、「シーズン1に登場した犯罪者よりも危険なタイプ」と紹介されていることから、彼らが輪をかけて物語を引っ掻き回すことになる模様だ。長田を演じるのは、映画『赦し』や『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』で知られる真矢ミキ。葉山役には、『ファーストラヴ』や『ナックルガール』に出演の窪塚洋介がキャスティングされている。

また監督のポールはシーズン2について、「J・Tと脚本家たちがうまく調整してくれたことの一つには、警察とメディア、ヤクザ間の不安定なパワーバランスの中で、いかにシステムが機能しているかをシーズン1で学ばなければならなかったことです。そしてシーズン2では、そのシステムが機能しなくなった時に何が起こるかが分かり始めます」とコメント。どうにか保たれていたはずのバランスが崩れることで、問題や脅威が引き起こされるとほのめかした。

最後にポールは、シーズン1よりも撮影がスムーズに進んだと明かし、東京では前代未聞となるレベルの通りの封鎖が警察から許可されたのだと語っている。「今シーズンは、前シーズンで実現できなかったような東京の街角を舞台にした、大掛かりなセットが数多く登場します」と明かしていることから、さらにスケールアップしたシーンを目にできそうだ。

『TOKYO VICE』シーズン2は、2024年2月に米Maxにて配信開始。日本では2024年春にWOWOWにて放送・配信予定。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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