米Paramount+の人気ドラマ『イエローストーン』のクリエイター、テイラー・シェリダンが指揮を執る新スピンオフドラマ『Lawmen: Bass Reeves(原題)』のティザー&ファーストルックが到着した。
『1883』と同時期の、歴史に埋もれた法の守り手
この新スピンオフの主人公は、奴隷から法執行官となり、復興後の時代にインディアン準州(現在のオクラホマ州)で、最も危険な犯罪者3000人以上を逮捕した実在の人物バス・リーヴス。本作は、『イエローストーン』の前日譚スピンオフドラマ『1883』と時代設定が同時期で、『イエローストーン』ユニバースの一部となっている。
20秒のティザー映像では馬に乗ったリーヴスが西部の荒野に現れ、「私は連邦保安官代理のバス・リーヴスだ」とのセリフとともに、敵の大砲が飛んでくるシーンや、銃を手にしたリーヴスが家屋に乗り込んでいくシーンなどがフィーチャーされている。リーヴスによる、「お前の邪悪な日々は終わった」との言葉で映像が締めくくられている。
そして米Entertainment Weeklyで公開された5枚のファーストルック画像には、木に寄りかかって遠くを見つめるリーヴスや、妻と一緒に自宅のポーチでくつろいでいる彼の姿、馬に乗っているシーンがとらえられている。
バス・リーヴス役で主演するのは、ドラマ『レ・ミゼラブル』やApple TV+のSFドラマ『サイロ』で知られるデヴィッド・オイェロウォ。米Vanity Fairの取材で、デヴィッドは西部劇のファンでありながら、リーヴスについて知識がなかったと明かしている。リーヴスが成し遂げたことを学んだ後、自分が彼を知らなかったことも、少し前まで彼の物語を伝える作品が制作されていなかったことも信じられなかったと語っていた。
主演のデヴィッドを支える脇役として、リーヴスをスカウトする副保安官シェリル・リン役で『フォーティチュード/極寒の殺人鬼』のデニス・クエイド、リーヴスの妻ジェニー役で『CITY ON A HILL/罪におぼれた街』のローレン・E・バンクスが参加。そのほかには、『TRUST』や『フレイザー家の秘密』に出演している名優ドナルド・サザーランド、『ドリームプラン』のデミ・シングルトン、『レヴェナント:蘇えりし者』のフォレスト・グッドラック、『プライベート・ライアン』のバリー・ペッパーらも名を連ねる。
全8話となるミニシリーズで、主演のデヴィッドはシェリダンとともに製作総指揮も務め、『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』で脚本を執筆したチャド・フィーアンがショーランナーを担う。
『Lawmen: Bass Reeves』は米Paramount+にて今秋に配信開始予定。
『イエローストーン』シーズン1~3、前日譚ドラマ『1883』はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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