トム・ホランド、『クラウデッド・ルーム』で生かした『スパイダーマン』共演者からの助言とは?

Apple TV+のリミテッドシリーズ『クラウデッド・ルーム』に主演するトム・ホランドが、本作でマーベル映画『スパイダーマン』シリーズの共演者からのアドバイスを生かした点を明かしている。

『クラウデッド・ルーム』概要

『クラウデッド・ルーム』は、多重人格障害を理由に史上初めて無罪判決を受けた男性、ビリー・ミリガンに迫った、1981年出版のダニエル・キイスによるノンフィクション書「24人のビリー・ミリガン」を基にした10話構成の心理スリラー。1970年代を舞台に、ニューヨークで発生した銃乱射事件への関与で逮捕されたダニー・サリバンを描く。

ジェイク・ギレンホールからアドバイス!

Stuffのインタビューで、「70年代といえば、衣装について、特にあのヘアスタイルについて意見は出来たのでしょうか?」と質問されたトムが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でクエンティン・ベック/ミステリオ役を演じたジェイク・ギレンホールから受けたアドバイスを取り入れたと答えている。

「ヘアメイクと衣装にはこだわって」

「ジェイク・ギレンホールから、“ヘアメイクと衣装にはこだわった方がいい。役柄によって、出来るだけ自分を本物らしく見せるために、可能なことは何でもすること”という、貴重な教えを受けたんだ。それで、それをダニー・サリバン役で実践したよ。スタジオは、自分が提案したスタイルで僕の髪をカットすることを許可してくれなかったんだ。でも最終的には、“このキャラクターはこうあるべきだと思うから、とにかくやってみます”という思いきった決断を下したよ。この髪型はキャラクターに色を添えていると思うから、こうして良かったと思う。衣装についてですか? すごく衣装を気に入ったし、全部もらったんだ。今もベルボトムのジーンズを履いているし、チームは衣装をまとめる素晴らしい仕事をしたと思う」

『クラウデッド・ルーム』でトム扮するダニーはカールした髪を肩ぐらいまで伸ばし、70年代を象徴するヒッピーっぽさを醸し出し、額(ひたい)や頬にかかった髪が顔を隠し、どこか自信なさ気な性格を漂わせている。

多重人格の演技だけでなく、トムがこだわったヘアスタイルにも注目したい『クラウデッド・ルーム』は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『クラウデット・ルーム』Apple TV+にて独占配信