J・K・ローリングの児童小説を映画化し、世界的な社会現象を巻き起こした『ハリー・ポッター』シリーズのドラマ化企画が進んでいることが明らかとなった。
小説をそのまま映像化
第一報を報じた米Bloombergによると、開発中のドラマ版は、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズのようなスピンオフではなく、ローリングの小説をそのまま映像化するものになるという。また、1シーズンにつき小説シリーズの1巻を脚色するとも伝えられており、小説は7巻で構成されているため、7シーズンにわたってドラマ版が製作される可能性を示唆している。
米HBO Maxの広報担当者はコメントを控えているが、契約下でローリングはドラマ版にある程度はクリエイティブ的に関与するが、クリエイターやショーランナーの役割は務めないとのこと。
詳細は?
ドラマ版に近しい情報筋によると、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとローリング陣営間の話し合いは今も準備段階にあり、スタジオは、まもなくDiscovery+と統合されてリブランドを予定しているHBO Maxでドラマ版のリリースを検討しているという。
ドラマ版が進行しているとのニュースは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが4月12日の投資家および一般大衆向けプレゼンテーションを主催する準備中に報じられ、このイベントではHBO MaxとDiscovery+の統合、および同社の今後の配信コンテンツのプレビューが行われるため、『ハリー・ポッター』のドラマ版について詳細が明かされるかもしれない。
映画シリーズは、2001年公開の『ハリー・ポッターと賢者の石』から2011年公開の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで8作が公開され、スピンオフ映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズ3作のほか、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』も誕生している。
『ハリー・ポッター』シリーズのドラマ版について新情報が分かり次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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(2023年4月時点での情報です)
Photo:『ハリー・ピッターと秘密の部屋』©Warner Bros. Ent, Harry Potter Publishing Rights J.K.R