米ABCの大ヒット長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』シーズン19より、『Glee/グリー』のマイク・チャン役で知られるハリー・シャム・Jrがダニエル・“ブルー”・クワン役で新キャストとして加わったが、最新エピソードでブルーの悲惨な過去が明らかになるようだ。
心の痛みを打ち明ける
ブルーは、せっかちだが頭が切れて優秀、寛大な性格だが負けず嫌いで天賦の才能があり、競争心が激しい性格。病院でトップに立つために手段を厭わない彼は、大きな手術に立ち会うために嘘をついたこともある。そんな勝気で時に横柄な彼のニックネーム“ブルー”は、優秀な学業成績と陸上競技で勝ち取ったブルーリボン賞にちなんで付けられ、辛い出来事が起こるまで順風満帆な日々を送っていた。
11月10日(木)に現地アメリカで放送された第6話「Thunderstruck(原題)」では、雷雨のせいでグレイスローン記念病院の外傷センターが火傷患者で溢れ返り、ブルーは献身的に治療にあたる。しかし、患者が苦しんでいる姿を見たブルーは、大学と医学部の在籍時に起こった出来事が、自分の世界を崩壊させた過去を思い出し、その心の痛みをジュールス・ミリン(アデレイド・ケイン)に打ち明ける。
真剣に恋愛をするタイプではないけど…
この展開についてハリーはネタバレを避けつつ、こう語っている。「間違いなく、ブルーは真剣に恋愛をするタイプじゃないけど、彼が思っている以上に彼女(ジュールズ)に接近しつつあるんだ。一度感情を表に出すと、彼は気持ちを全て吐き出してしまう。そう僕は解釈しているよ」果たして、ブルーの過去に何があったのか? また、ブルーが心を開いたジュールスとの関係が、どのように進展していくかにも注目だ。
またハリーは、シーズン19で新しいインターングループのメンバーを演じるにあたり、シリーズの初期に、まだインターンだったメレディス(エレン・ポンピオ)をはじめとする、新米医師たちが物語の中心だった頃を思い出したという。「オリジナルのキャストと話すのは凄く楽しかったよ。僕たちを見ると、オリジナルキャストの思い出が蘇るんじゃないかな。僕も思い出すからね。『グレイズ・アナトミー』のシーズン1を初めて見たときに好きだった感覚が蘇ってきたんだ」と語っていた。
『グレイズ・アナトミー』シーズン19は、米ABCにて毎週木曜日に放送中。日本では、シーズン18はDisney+ (ディズニープラス)、U-NEXT、Amazon Prime Videoなどで配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『グレイズ・アナトミー』シーズン19© ABC Studios