『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のコリン・ファレルが主演を務める映画『アフター・ヤン』。公開に先立ち、劇中で繰り広げられる“ファミリー・ダンスバトル”の模様を切り取った本編映像と、ダンスバトルの練習風景など撮影の様子を捉えたメイキング写真が到着した。
『アフター・ヤン』の監督&脚本は、前作『コロンバス』が世界中で話題となった映像作家コゴナダ。小津安二郎監督の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人のコゴナダ監督は、気鋭のスタジオA24とタッグを組み、唯一無二の未来的な世界観を構築。さらに、優しく切ないピアノの旋律が印象的なオリジナルテーマ曲を坂本龍一が作曲し、Aska Matsumiyaが音楽を手掛ける。
『アフター・ヤン』あらすじ
舞台は、“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した未来世界。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、中国系の幼い養女ミカは、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤンが突然の故障で動かなくなり、ヤンを本当の兄のように慕っていたミカはふさぎ込んでしまう。
修理の手段を模索するジェイクは、ヤンの体内に一日ごとに数秒間の動画を撮影できる特殊なパーツが組み込まれていることを発見。そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かな眼差し、そしてヤンがめぐり合った素性不明の若い女性の姿が記録されていた…。
『アフター・ヤン』本編映像解禁!チーム対抗ダンスバトルに参加
今回解禁となった本編映像は、父ジェイク、母カイラ、養女ミカと、ミカの“お兄ちゃん<グァグァ>”のような存在のAIロボット・ヤンが4人家族部門のチーム対抗ダンスバトルに参加する姿を捉えている。
お揃いのユニフォームに身を包み、真剣な面持ちでエレクトロニックな曲調に合わせてダンスに取り組む姿は、斬新な切り口の作品も多く扱うA24スタジオ作品らしく、独特の雰囲気を放つかなりエッジの効いたシーンだ。また、ジェイクら一家以外の家族の姿も映し出され、世界中の各家庭がリモートでダンスを競い合う姿は、現代のゲーム技術があと少し進歩したら実現できそうな、まさに“ちょっと先の未来の世界”。
合わせて解禁となったメイキング写真は、終始真顔で踊る本編とは打って変わって笑顔で振り付け練習をする姿やブルーバックを背景にリラックスした様子の一家の集合写真となっており、舞台裏ならではの姿を捉えた微笑ましい写真となっている。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のコリン・ファレル、『ウィズアウト・リモース』のジョディ・ターナー=スミス、『アンブレラ・アカデミー』のジャスティン・H・ミン、2011年生まれの聡明な子役マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ、『コロンバス』のイリー・ルー・リチャードソンらが出演。
映画『アフター・ヤン』は、10月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかロードショー。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『アフター・ヤン』© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved.