最新科学を駆使し、事件の真相解明に挑む犯罪捜査ドラマ『CSI:科学捜査班』。その最新シリーズとなる『CSI:ベガス』シーズン2には、本家でキャサリン・ウィロウズを演じたマージ・ヘルゲンバーガーがカムバックを果たす。キャサリンは、なぜ戻ってきたのか?シーズン2で見せてくれる姿をマージ本人が語った。
驚きの連続だった
シーズン1では、オリジナルキャストのギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターセンとサラ・サイドル役のジョージャ・フォックスが出演したが、二人はシーズン2には登場せず、彼らと入れ替わるようにマージ扮するキャサリンが復活する。
米TV Insiderのインタビューに応じたマージは、リブート版にカムバックした経緯を明かしている。
「シーズン1は、どちらかというとゲスト出演という感じだったけれど、タイミングが合わなかった。その後、シーズン2で再び私のところに話が来たの。キャサリンのタイトなパンツにブーツ、レザージャケット、そして彼女の威勢の良さを、まったく新しい仲間とオリジナルの10倍の広さの撮影セット、それから至る所にガラスを使ったセットを再現することは、まさに驚きの連続だった」
2つのアイデアを…
続けてマージは、キャサリンをチームに呼び戻した理由について質問され、次のように答えている。
「それは、私が抱いていた大きな疑問だった。“なぜ、キャサリンは長年にわたってつらい仕事をしてきたのに、戻って来たのだろう?”と。そこで、(クリエイターの)ジェイソン(・トレイシー)にアイデアを出したところ、すでに彼は彼女を呼び戻す方法を考えていたから、私たちは2つのアイデアを結びつけたの。私の案は、キャサリンが奨学金制度を運営していて、彼女が選んだ若い女性をCSIの仲間にするというものだった。CSIの長い歴史の中で私が最も誇りに思っていることのひとつは、法医学の分野に進む女性たちに与えた影響だからね」
また、「キャサリン自身は変わりましたか?」との問いに、マージは「彼女はより賢く、より成長した。でも、事件解決に対する情熱や不屈の精神、スタミナや執念は健在で、特に事件が彼女の心に深く訴えるものであれば尚更ね。それは、彼女が知恵と体力を持ち続けている限り、決して変わることはないと思う」とシーズン2で見せてくれる姿を語った。
マージがキャサリン役でカムバックする『CSI:ベガス』シーズン2は、米CBSにて9月29日(木)に放送スタート。シーズン1はHuluで配信されている他、スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて放送中。10月7日(金)にはDVDが発売&レンタル開始。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『CSI:科学捜査班』© 2013 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.