Amazon Prime Video(アマゾンプライム)で配信中のアクションシリーズ『ターミナル・リスト』で主演を務めたクリス・プラットが作品の成功をアピールしているとEsquireが伝えている。
7月1日から配信開始した『ターミナル・リスト』。『レジデント 型破りな天才研修医』のアントワーン・フークアが監督と製作総指揮を務め、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』のクリスが主演のみならず製作総指揮も兼任。『Parks and Recreation(原題)』ぶりのドラマシリーズ出演を果たし、注目を集めた。
批評家からは辛口評価…それに対しクリス・プラットは
大手批評サイトRotten Tomatoesでは、観客から94パーセントの高評価を獲得したものの、批評家からの平均評価は40パーセントとネガティブな結果に。これを受けてか、クリスは作品が非常に大成功したことを印象付けようと一生懸命になってしまったようだ。まずはInstagramのストーリーにてThe Daily Mailの見出しを引用投稿。そこには「新たな『イエローストーン』:クリス・プラットの新たなNAVYスリラー『ターミナル・リスト』は意識の高い批評家の厳しいレビューを跳ね除け16億分の配信時間を記録してチャート入り」と書いてある。
『イエローストーン』はケヴィン・コスナー主演シリーズで、批評家の評価は低かったが、視聴者の評価は高く、結果的に現在まで5シーズン続き、スピンオフも作られている人気シリーズになった。今回の『ターミナル・リスト』の評価の乖離が『イエローストーン』を連想させるということのようだ。
作品を評価する記事を拡散するだけでは飽き足りなかったクリスはさらに『オースティン・パワーズ』に登場するDr.イーブルというキャラクターのMEMEを投稿し、「16億分!!!!!!」と数字の大きさを強調。最終的には『ターミナル・リスト』原作者のジャック・カーの「僕たちは批評家のために『ターミナル・リスト』を作ったんじゃない」というストーリーを引用投稿して、一連のアピール投稿を締めくくった。
ただいま日本でも絶賛公開中の映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や『ソー:ラブ&サンダー』などで活躍し、ハリウッドスターとしての地位を固めたといえるクリスのような大物でも、やはり批評家の声はチクリとくるのかもしれない。しかし良い作品は、自然と視聴者を満足させて良い評価を得られるもの。視聴者の声を忘れずに自信をもち続けてほしい。
『ターミナル・リスト』はAmazon Prime Videoで独占配信中。アマゾンプライムで配信中のおすすめドラマ一覧はこちらより。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ターミナル・リスト』©Amazon Studios