『グラン・トリノ』以来、約10年ぶりに主演としてスクリーンにカムバック。クリント・イーストウッド監督&主演最新作の『運び屋』が、3月8日(金)より公開となる。そんな本作は、全米興収1億ドルを突破! 大ヒットを記念し、新予告映像と場面写真が解禁となった。
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90歳の老人はなぜ麻薬カルテルの仕事を引き受けたのか。なぜ10年もの間、たった一人で"運び屋"としての危険な仕事を続けたのかー。本作のベースになったのは、2014年6月に「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に掲載された「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」という1本の記事。メキシコからデトロイトへ大量のコカインが運びこまれている。麻薬取締局が必死の捜査の末に掴んだのは、たったひとりで大量のコカインを運ぶ伝説の"運び屋"の存在だった。
主人公は、アール・ストーン(イーストウッド)。金もなく、孤独な90歳の男。商売に失敗し、自宅も差押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたが、実はメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だということを彼は知らなかった...。
イーストウッドが演じるアールを追い詰める麻薬取締局の捜査官には、初監督作の『アリー/ スター誕生』が本年度ゴールデン・グローブ賞主要5部門ノミネートされたブラッドリー・クーパー。さらに、ローレンス・フィッシュバーン(『CSI: 科学捜査班』)、アンディ・ガルシア(『オーシャンズ』シリーズ)、マイケル・ペーニャ(『ナルコス:メキシコ編』)、ダイアン・ウィースト(『イン・トリートメント』)といった豪華俳優陣が脇を固め、実娘であるアリソン・イーストウッド(『宇宙からの侵略者』)が主人公の娘を演じ、新進のタイッサ・ファーミガ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)らが顔を揃える。
イーストウッドが俳優としての集大成となる演技で体現する。気ままな安全運転で大量のドラッグを運び警察を翻弄、巨大麻薬組織からも一目置かれた史上最高齢の運び屋アール。「これで最後だ」というアールの意味ありげな言葉の先に、どんな結末が待ち受けているのか―。『運び屋』は、3月8日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『運び屋』
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