英国推理作家協会賞を受賞した北欧ミステリー小説を『ジョン・ウィック』プロデューサーが映画化した緊迫のクライム・サスペンス『THE INFORMER/三秒間の死角』。スウェーデン出身の人気俳優ジョエル・キナマン(『THE KILLING』『スーサイド・スクワッド』)が主演を務める本作より、本日11月16日の「録音文化の日」にピッタリな本編映像が届いたのでご紹介しよう。
12年の刑期をゼロにしてもらう代わりにFBIの情報屋となった主人公のピート。麻薬組織に潜入した彼は、組織のボスと直接ブツを取引することになる。今回独占公開となるのは、ピートが取引前日にFBI捜査官のウィルコックスと落ち合う場面。ピートたちの取引現場を抑えて麻薬組織を壊滅させるため、さびれたガソリンスタンドのトイレで合流したピートとウィルコックス。「いつもどおりよ」とウィルコックスから携帯やマイク、そして盗聴器を渡されるが、ピートはウィルコックスの盗聴器は危険だとして別の方法を取ることに。本番に備えて行われたこの録音テストのように、翌日もうまくいくのだろうか?
英国推理作家協会賞、スウェーデン最優秀犯罪小説賞を獲得した小説「三秒間の死角」(角川文庫)を『ジョン・ウィック』シリーズのプロデューサー、ベイジル・イヴァニクが映画化した本作。アンドレア・ディ・ステファノ監督は、アカデミー賞作品賞ほか主要5部門に輝いた1971年の名作『フレンチ・コネクション』のドキュメンタリータッチの演出と映像にインスパイアを受けて、FBIやDEA(アメリカ麻薬取締局)へ出向いて徹底的なリサーチを行いリアリティを追求したという。そんなタッチが感じ取れる映像だ。
共演は、『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク、『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマス、『スーサイド・スクワッド』のコモン、『インサイド・マン』のクライヴ・オーウェンなど。
『THE INFORMER/三秒間の死角』(配給:ショウゲート)は、11月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『THE INFORMER/三秒間の死角』
© Wild Wag films Productions 2018