『9-1-1: LONE STAR』ロブ・ロウ、アクセサリーをつけるのは妻のためだった

ヒットメイカー、ライアン・マーフィー(『Glee/グリー』)が手掛ける米FOXのレスキュー・ヒューマンドラマ『9-1-1:LA救命最前線』のスピンオフドラマ『9-1-1: LONE STAR』。本作の主人公オーウェンを演じるロブ・ロウ(『ブラザーズ&シスターズ』)が、ある理由でアクセサリーを妻のために身につけているという。米Cheatsheetが報じている。

ロブとメイクアップアーティストだった妻シェリル・バーコフとの生活は、今もなお温かいロマンティックなムードに包まれている。結婚から30年以上たった今、ロブには新たな役割、すなわち妻が経営する高級ジュエリーショップ「シェリル・ロウ」を宣伝するという仕事が加わった。ハリウッド結婚の固定観念を覆し続ける夫妻の姿を紹介しよう。

1983年、ロブがまだ10代だった頃に出会った二人。本格的な交際は1989年頃、カーティス・ハンソン監督のサスペンス映画『バッド・インフルエンス/悪影響』の撮影現場から始まったという。当時、バーコフはメイクアップアーティストだったのに対して、ロブはゴールデングローブ賞に2回ノミネートされた新進気鋭のスター。ハリウッドのパーティー三昧の生活にどっぷり浸かり、一人の女性とだけ付き合うことは考えられなかった。

しかしバーコフと付き合っていくうちに、自分が変わらなければならないことに気づかされたロブ。当時を振り返り、「アルコールとドラッグは、彼女との将来を不可能にするだけだった」と米Peopleに語っている。彼がパーティー三昧のライフスタイルから目を覚まし、1991年にめでたく結婚した二人だったが、結婚初期のころはお互いハリウッド業界で忙しくしていた。

バーコフは『摩天楼を夢見て』でアル・パチーノ、ジャック・レモン、アレック・ボールドウィンと共に仕事をした。さらに、『失踪』では、ジェフ・ブリッジス、サンドラ・ブロックとの共演も果たした。そして1993年、第一子マシューが誕生すると、バーコフは家庭に専念するためハリウッドの仕事から手を引くことに決めた。

今年1月のPeopleでロブは、妻のジュエリーブランドのターコイズのリングを披露している。この1900ドル(約21万8000円)のシルバーリングを、2020年8月にロブが出演した「Jimmy Kimmel Live(原題)」でも宣伝していた。現在出演しているドラマ『9-1-1: LONE STAR』にちなんで、バーコフはリングの側面に星を一つ入れ、"Mr. Lowe Sonoran Turquoise ring "と名付けた。ロブは妻のブランドの広告塔になっていたのだ。

ロブは結婚の秘訣を次のように語る。「キャスティングがすべてだ。それは結婚も同じ。本当に誰を選ぶかが重要なんだ」

『9-1-1: LONE STAR』はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

ロブ・ロウ、シェリル・バーコフ©NYPW/FAMOUS