バットマンことブルース・ウェインの執事を務めるアルフレッド・ペニーワースを主人公にしたDCドラマ『PENNYWORTH/ペニーワース』。DVDレンタル開始を記念して本作の特別映像が公開。
『PENNYWORTH/ペニーワース』は、元SAS(英国特殊空挺部隊)の主人公のアルフレッド・ペニーワースが、戦場でのトラウマや過去に苦しみながらも政府転覆をもくろむ反政府組織「鴉の結社」と闘うアクションサスペンスドラマ。
SASを除隊したペニーワースは、自立を目指し警備会社を立ち上げ、クラブの用心棒として働いていた。そこで知り合ったトーマス・ウェインはペニーワースの腕を見込み、彼に警備を依頼する。アメリカ人のトーマスは、CIAのエージェントとしてイギリス政府のクーデターをもくろむ組織「鴉の結社」を監視するという密命を受けていた。アルフレッドとトーマスの長年に渡る絆、そして女王陛下の命をめぐる陰謀との闘いの幕開けだった―。
公開となった特別映像では、キャストやスタッフが作品の魅力を語っている。
本作は『バットマン』シリーズでお馴染みのブルース・ウェインの父トーマス・ウェインと、その執事として知られるアルフレッド・ペニーワースの前日譚でもあるが、製作総指揮のブルーノ・ヘラーは「DCの世界はスーパーヒーローなど個性的なキャラが多いがアルフレッドは普通の人間だ」と述べる。
同じく製作総指揮を務めるダニー・キャノンや、ペニーワース役のジャック・バノン(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』)はそれぞれ、「彼の父親は執事だが、彼はなりたくないと思っている」「彼は警備会社を立ち上げる。陸軍での経験を活かしてね」と主人公のキャラクターを補足した。
また、ヘラーは「誰も知らない物語だ。バットマンの両親との出会いとかね」とし、本作ヒロインでペニーワースの恋人エズメを演じたエマ・コリン(『ザ・クラウン』)も「描かれてこなかった側面」と本作の新しさを強調した。
本作でトーマスやペニーワースと敵対する鴉の結社のメンバーであるベット・サイクスを演じたパロマ・フェイス(『グランドフィナーレ』)は「超常的な要素は全くない」とコメント。続けてエマ、ブルーノも「れっきとした人間ドラマ」「普通の人間を主人公にした珠玉の物語だ」と魅力を語っている。
製作陣やスタッフが語る通り、特殊な力があるわけではなく、また新しい側面の物語のため、良質なアクション・サスペンスとしてDCファン以外も楽しめる作品だ。
『PENNYWORTH/ペニーワース<シーズン1>』は、DVDレンタル中。
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(海外ドラマNAVI)
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『PENNYWORTH/ペニーワース<シーズン1>』PENNYWORTH and all related characters and elements TM and © DC and Warner Bros. Entertainment Inc. Pennyworth © 2022 Warner Bros. Entertainment Inc.